RESULT 2012年
エドモントン ITU トライアスロンワールドカップ2012
開催日 | 2012年7月8日(日) 女子14:00スタート /男子15:30スタート |
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開催地 | カナダ・エドモントン |
コース | Hawrelak Park特設コース/エリート・スプリントディスタンス25.75km(スイム750m/バイク20km/ラン5km)ITU公認コース |
【男子レース結果】※上位選手及び日本人選手
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | Kyle Jones (カナダ) | 57:33 |
2 | Alexandar Hinton (カナダ) |
57:36 |
3 | Jarrod Shoemaker (アメリカ) | 57:41 |
19 | 石塚祥吾 (日本食研) | 1:00:07 |
26 | 小池賢 (稲毛インター) | 1:06:20 |
【女子レース結果】※上位選手及び日本人選手
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | Lauren Campbell (カナダ) | 1:04:42 |
2 | Sarah-Anne Brault (カナダ) |
1:04:52 |
3 | Flora Duffy (ベルギー) | 1:04:56 |
9 | 川島えり (日本食研) | 1:06:17 |
【関連Webサイト】
【レースリポート】
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エドモントンに入った直後20℃を下回り寒さ対策に心配しましたが、この日は34℃まで上昇し暑さの中での試合となりました。オリンピックが迫り調整で出場するカナダの有力選手が出場したものの、他国選手欠場が多くワールドカップ大会にしては少ない選手となりました。 午後14時、女子・川島選手がスタートを切りました。昨年、バトルに巻き込まれwcの洗礼を受けた経験を活かしスイムでは混戦を避け外側からスタートしました。第1ブイ辺りから2番手につけ、スイムプリムこそ逃しましたが、トップから7秒遅れで上がりました。 バイクでは直ぐに後続の大集団に追いつかれましたが、逆に集団で無駄な力を使わず、単身トップを走るダフィー選手に追いつくことが出来ました。起伏の連続するコースに、スプリント独特の激しいスピード変化に必死で対応し、バイクを終了しました。 10名を超える集団のまま、ランニングがスタート。しかし、トランジットでもたつく間においていかれました。必死で追いかけるものの、差が縮まりません。アメリカの選手とのつば競り合いを繰り返し8番手競いをしましたが、9位のゴールとなりました。 午後15時30分、石塚選手がスタートを切りました。ワールドカップ初出場ながら得意のスイムでは、前半5番辺りで展開しました。 このまま上位でスイムを上がれると思いましたが、途切れないバトルに苦戦を強いられ20番手前後のスイムアップとなりました。バイクでは、大集団が崩れることはありませんでしたが、川島選手同様に激しいペース変化についていくことが精一杯といった感じです。終始、後方から抜け出せずランニングへ移りました。 ランニングではスタートからの速いペースに対応できません。トランジットでは遅れなかったものの、あっという間に集団後方に追いやられると、全く勝負をさせてもらえず19位でのゴールとなりました。 《ヘッドコーチ 相澤義和》 |
【川島選手コメント】
今年はスプリントレースとなりコースも昨年と多少の変更があったものの、出場経験があった為レースまでの滞在中は不安なく過ごす事が出来ました。人数も多くなく、ポイントを獲得しやすいレースだったので少しでも高い順位で多くのポイントを獲得することを目的で出場しました。脚の状態も回復傾向にあり、本調子ではない中でしたが短期間でのラン練習をして臨みました。レース当日は昨年の雨で肌寒い天候とは打って変わり、晴れて蒸し暑い中でのレースとなりました。暑さにはあまり強い方ではないので日焼けや暑さ対策のクリームを塗るなどして備えました。前回レースより走れるとはいえ、まだまだベストな状態ではなくスイム、バイクを少人数で逃げランに持って行く展開を考えていました。 いつもはスタート位置を選べずバトルに巻き込まれることが多いため、スイムで抜け出す為に最も外側からスタートしました。スタート直後のバトルに巻き込まれず上手く抜けれたと思っていましたが、予想以上に大回りしてしまいしていた分、合流したときには1人前に出ている選手を追いかける展開となっていました。結局最初についた差は埋まらず、スイムを2番で上がりバイクへ移りました。先頭を1人走る選手を追うも差は詰まらず、すぐに後続の大集団に吸収されました。勾配のきつい箇所やコーナーが多数あり、そのたびにインターバルとなり思った以上に脚への負荷がかかりました。3周目で先頭に追いつくと13人の大集団のままランへと移りました。 ランに入ってからはバイクでの疲労、暑さ、トランジットの遅れでスタート時は集団の後ろでした。前回のレースよりは走れるようになってきていたので、暑さで失速せず少しでも前に行くことを考えて走りました。上りではピッチを意識し差を詰め抜くことが出来ましが、下りのスピードについて行けずに抜かれてしまいました。一時は8位まで上がりましたが、2周回目の下りでスピードについていけず9位でのゴールとなりました。 上位で多くのポイント獲得を狙っていましたが、力が及ばずこの結果になってしまった事実を受け止め、3種目の徹底した強化を行い後半戦では不安なくレースに挑めるようしていきたいと思います。 |
【石塚選手コメント】
スタートの場所の足場が悪く、事前に何度もスイムスタートを確認した結果、第1ブイまで先頭集団に入りましたが徐々にバトルに巻き込まれ15秒遅れました。起伏の激しいバイクコースで集団のペースの上げ下げもあり後方にいても自然と疲労していき、その流れをランニングで断ち切ることが出来ずに初めての挑戦は終わりました。 入社してこんなにもすぐの時期に初めてのワールドカップを経験させてもらい、19位という順位以上に自分がどれだけ通用しないのか見直すきっかけになりました。今週末のひわさ大会までは前半戦のレースが続きます。集中を切らさぬよう気をつけたいと思います。 |