RESULT 2012年
ITUトライアスロン アジアカップ大阪大会
開催日 | 2012年7月8日(日) 男子スタート 午前11時10分 |
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開催地 | 大阪市/舞洲スポーツアイランド |
コース | スタンダードディスタンス(51.5km:スイム1.5km/バイク40km/ラン10km)ITU(国際トライアスロン連合)公認 |
【男子レース結果】※上位選手及び日本人選手
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | 下村幸平(BOMA RACING/JSS深井) | 1:55:46 |
2 | 佐藤治伸(日本食研) |
1:55:57 |
3 | ジェームス・クロニス(オーストラリア) | 1:56:25 |
4 | 高濱邦晃(チームフォーカス/門司地産) | 1:56:49 |
7 | 山本良介(トヨタ車体) | 1:57:18 |
9 | 外山高広(東京ヴェルディ) | 1:58:47 |
10 | 平松幸紘(日本食研) | 1:58:49 |
【関連Webサイト】
【レースリポート】
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前日の雨でレースコースの所どころが、まだ濡れている状態。エリート男子のスタート前は、天候は曇り、心地良いそよ風も吹いて非常に良いコンディションだったのが、レースがヒートアップするにつれて日差しが強くなり、我慢のレース展開となりました。 スイムはフローティングで76人が一斉にスタート。スイムアップはトップと約20秒差の8位で佐藤選手が、約50秒差の18位で平松選手が上がりました。バイクは第1パック5人を追う展開で、佐藤選手が第2パックに入り、平松選手は第3パックに入りました。しかし、バイク7周回のうち、3周回目あたりで第2パックが遅れ始め、5周回目で第3パックに吸収され、第1パック4人を15人の大集団で追いましたが、約1分半の差を詰めることができません。ランは両選手とも第2パックの大集団からのスタートで佐藤選手がトップと1分38秒差の6位、平松選手は1分43秒差の13位でした。ここから佐藤選手の猛追が始まりました。 ラン3周回のうち1周回で次々と前を行く選手を抜き去り、トップとの差を30秒以上詰めて2位に浮上。レース会場のMCもバイクの時から「ランの得意な佐藤選手がランでどこまで追い上げるか、が見所」と連呼。目の前でMCの予想通りに展開する白熱した勝負に、日本食研応援団もギャラリーも盛り上がる。「このまま行くとゴール前でスパート勝負か!?」と期待は膨らみましたが、残念ながら2周回目で足が痙攣してペースダウン。しかし、その後も気持ちを切らすことなく、トップと11秒差の準優勝。蒲郡大会に続き、切れのあるランを見ることが出来ました。平松選手は、怪我による練習不足は否めないものの、最後の最後まで外山選手とのデットヒートを繰り広げ、10位でのゴールでした。 《GM 鈴木美明》 |
【佐藤選手コメント】
スイムは序盤の位置が悪く、バイクでは橋のアップダウンに苦しみ、先頭集団から大きく離されてランスタートする展開になりましたが、優勝のみを意識して走り出しました。ラスト1周で先頭とは40秒差で通過し、次第に先頭の背中が大きくなっていくのが分かり気合が入りましたが、あと一歩及びませんでした。2周目で脚が攣りかけてペースを上げられなかったのが悔やまれます。 蒲郡大会からレース前の調整練習を試行錯誤し、レース前には体調を合わせられるようになってきましたが、もう少し修正が必要と感じています。アジアカップ蒲郡3位、今回のアジアカップ舞洲大会2位と順位を上げれているので、次のアジアカップ村上大会では優勝目指します。 |
【平松選手コメント】
5月の中旬に脱臼をしてしまい、練習を再開出来たのが約一ヶ月前。このレースに間に合うか微妙な期間でした。しかし、故郷大阪でのレースと言う事もあり、何としても間に合わせようと、出来る限りの事をしてギリギリ間に合せました。 結果は10位で、決して満足できるものではありませんでしたが、ここで落ち込んでいても何も良い方向には進みません。「こんな状態でも、無事にレースが出来て、世界ランキングを上げるポイントも獲得できた」というプラス思考で考え、秋のレースに向けた夏の強化合宿で、しっかりと練習を積んで納得のいくレースが秋には出来るように頑張ります。 |