RESULT 2012年
2012村上ITUトライアスロンアジアカップ
開催日 | 2012年9月16日(日) 午前9時15分 |
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開催地 | 新潟県村上市 |
コース | オリンピックディスタンス(51.5km:スイム1.5km/バイク40km/ラン10km)ITU(国際トライアスロン連合)公認 |
【男子レース結果】※上位選手及び日本人選手
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | 佐藤治伸(日本食研) | 1時間49分14秒 |
2 | ダイアン・エバンス(オーストラリア) |
1時間49分25秒 |
3 | 高濱邦晃(チームフォーカス・門司地産) | 1時間49分29秒 |
6 | 石塚祥吾(日本食研) | 1時間50分18秒 |
37 | 平松幸紘(日本食研) | 2時間00分22秒 |
【関連Webサイト】
大会公式HP http://www.jtu.or.jp/news/2012/pdf/12murakami_elite_result.pdf http://www.jtu.or.jp/news/12MurakamiPhG/pages/001.htm |
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/ |
【レースリポート】
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前日は日本最高気温を記録し、この時期の村上では全く予期できない厳しいレース条件でした。
午前9時15分88名の選手がエリート・オープンのカテゴリーに分かれスタートしました。スイムでは、外国選手がトップで上がりましたが、弊社石塚・佐藤の両選手が秒差で続きました。そのまま6人前後の先頭集団で逃げられる展開に見えましたが、20名近い後続集団が15kmあたりで追いつくと、大集団となりました。何度か小刻みなスピード変化と駆け引きが続きましたが、大きな集団が崩れることなく佐藤・石塚選手も集団のままトランジッションへ入りました。佐藤・石塚選手がやや遅れてランをスタートしました。 ほとんどの選手が35℃近い気温に苦しめられる中、佐藤選手の走りは全く崩れません。終始安定した走りで見事後続を断ち切り、初優勝を遂げました。石塚選手は、ラン前半でややもたつきましたが、順位を上げ6位のゴールとなりました。スイムで先頭から1分余り遅れてしまいバイクの第3集団に位置した平松選手でしたが、バイク集団が機能せず大集団へ入れないまま、ランへとなりました。ランでも本来の粘りができず、37位のゴールとなりました。 《ヘッドコーチ 相澤義和》 |
【佐藤選手コメント】
自身初のレースナンバー1番でしたので、1番最初にスタート位置を決める事ができる事となりました。有力選手が集まらないと予想してスタートラインの真ん中に位置取りをしました。予想通り有力選手らは内側と外側に分かれた為、私の周りにはランキング下位選手が集まりました。 スタート直後は抜け出せませんでしたが、耐えて自分の泳ぎに徹する事で先頭が見える位置まで上がる事ができ、最後までその順位をキープする事ができました。課題としていたスイムを先頭から約20秒差の6位という今までにない良い位置で上がる事ができました。合宿の疲労がなかなか抜けない状態が続いていましたが、レース直前に体調が回復し、バイク、ランは問題なくいけると感じていたので、スイムで先頭集団に入れた時点で、優勝が大きく見えてきました。 最後のランは途中から吐き気も起きるほどでしたが、水分補給を制限し勝負に徹したため勝つ事ができ、大変嬉しく思っております。国内の開催された国際大会では2003年のインターナショナルイベント和歌山大会以来の優勝となりました。今回はスイムも良かったのですが詰めが甘く前選手と9秒程開いてしまいました。横浜での世界選手権大会ではしっかりと詰め、バイクを先頭集団で展開できるよう気を引き締めて取り組んで参ります。 |
【平松選手コメント】
夏場の合宿以降、調子がうまく上がらない状態が続いておりましたが、実業団選手である以上どんな状態でもレース本番では、結果を出せるように身体を仕上げなければなりません。 今回も、自分が出来る最大限の事をして挑みましたが、何一つ 結果に繋がらず過去最低の順位となりました。実業団選手として、非常に恥ずかしい結果になりましたが、日本選手権までの2か月でしっかり修正します。 |
【石塚選手コメント】
夏の充実した合宿を超えて、シーズン後半の初戦となるアジアカップ村上大会。疲労も抜けてきて、精神的にも落ち着いた状態で臨むことができました。 スイムは予定通りの位置で上がりましたが、第1パックが6人だったのでバイクで追いつかれることは分かっていました。しかし、追いついてきた集団の人数が多かったため、トランジット直前が狭く急な上り坂で、入るまでの場所取りに非常に気を使いました。ランニングは後半の方が動きが良かったと思います。特に後半にスピードが急激に落ちずに走れた部分は合宿で全体的な持久力向上を目標に掲げた成果と感じています。ランの前半の動きが悪く、種目の切り替えが上手くできていないのが今後の取り組むべき課題です。 来週水曜日からワールドカップ・トンヨン大会に出場させていただきます。自分が描くレース展開にはさせてくれないはずかと思います。今回のレースで成長できた部分には自信を持ってスタートラインに立ちたいと思います。 |