スイムの実力のある山本良介(トヨタ車体)を先頭に、平野(NTT)ら13名ほどの選手がほぼ同じ集団でスイムを終了。高濱はトップと約30秒差の第2集団でスイムを終了した。
バイク1周目でトップ集団は2つに分かれてしまう。そして2周目には、山本良介と細田のバイクの強い二人がトップ集団から抜け出す!しかし、快調に逃げを決めていた二人のうち、細田が10周回あるうちの5周回目にブレーキングミスで落車!山本は一人で逃げ続けることになったが、周回を追うごとに、10秒づつ後続を引き離すことに成功。一方、高濱は山本良介を追う9名の第2集団から、更に30秒遅れの第3集団でバイクを展開。しかし、思うように集団が機能していないようで、なかなか前との差を縮めることができなかった。特筆すべきは、落車した細田。高濱達の第3集団の後ろから再スタートしたにもかかわらず、1周(4km)戻ってくる間に、第2集団まで追いついてしまった!なんという強さ!結局山本良介は後続に1分30秒の差をつけバイクを終了し、ほぼ優勝を確実なものとする。
第2集団以降は、外国人を含むラン勝負となり、前を行く山本良介を追いかけるが、1分30秒の差は大きかった。外国人と互角に張り合った細田だが、落車のダメージもあり、惜しい4位となる。そして、バイクをトップから3分、第2集団から1分30秒遅れて14位で終了しランをスタートした高濱は、怒涛の追い上げを見せ総合7位でのゴールとなった。 |