オーストラリアなどから18名の海外選手を含む43名の選手が集結し、“コンチネンタル”という名前にふさわしいメンバーがそろった。天候は前日までのパッとしない天候から一転し、快晴で、 トライアスロン日和となった。
まずスイムでは、競泳出身のマックォーン(オーストラリア)、リー(韓国) 平野(NTT)の3人が抜け出し、そのまま後続に約30秒差をつけバイクへ。続けて約16名前後の選手が集団となって続いた。
そしてその集団から約30秒、トップと1分差で、高濱、佐藤、岩井を含む14名の第3集団が追いかける展開となった。しかし、4周回あるうちの1周回目で、平野たちは後続の集団に吸収される。3周回目には、トップ集団から2名の海外選手が飛び出したが、誰もその二人についていく勢いがなく、結局後方から高濱達の集団が追いつき約30名の大集団となった。エスケープを図った海外選手二人は後続に80秒の差をつけて、ランコースに飛び出していった。そして、続く高濱たち第2周団は佐藤を先頭に、30名が一斉に前の二人の海外選手を追う形となった。 ランではすぐに、佐藤、リー、ハルバーソン、細田の4名が、前の二人を追走する。他の選手はすでに勢いが消えていた。勝負はこの6名の足にゆだねられた。3周目に、ついに細田が先頭に追いつき、そのまま先導車に導かれるごとく、トップを疾走していった。佐藤は、3位争いに絡む走りを見せるが、ラスト1kmで海外選手3人にかわされてしまい、6位となった。高濱は、ランの序盤は失速してしまうものの、2周目から怒涛の追い上げをみせ、7位に入った。岩井は、バイクまで健闘したが、順位をキープするまで脚が残っておらず、24位でゴールした。
(敬称略) |