来シーズンへ向けて、16位以内に入ってのワールドカップポイント獲得、及びナショナルメンバー入りを目指し参加しました。
風がとても強く、波が高く荒れたコンディションでレースは行われました。スイムスタートはビーチスタートで行われましたが、遠浅のため、走る選手、ドルフィン (跳びながら泳ぐ )をする選手など、様々でした。最初は脚の長い選手に勢いよく走られリードを奪われましたが、その後は常に大きな集団の中ほどで泳ぐことができ、先頭から41秒差の31番手でスイムをフィニッシュしました。
バイクに入り、集団が形成されるまでのハイスピードにも対応でき、過去ワールドカップで優勝経験のある、ゲメル選手やラーニャ選手と前集団を追いました。前の集団、後ろの集団と吸収し合い、2周回目には第2集団を形成しました。先頭集団に追いつきたかったのですが、風が強く多くの選手が牽制してしまい、集団がうまく機能しませんでした。1周目には45秒差で、先頭集団とほぼ同じラップタイムでしたが、その後は少しずつ離されてしまい、最終的には先頭から3分30秒遅れてバイクをフィニッシュしました。
ランに入り、スタートダッシュでは勢いよく飛び出すことができ、ドカティ選手らと前を追いましたが、すぐにそのペースについていけなくなってしまい、ペースを落としてしまいました。その後、後続の選手に抜かれていってしまい、トップから6分12秒差の41位でフィニッシュしました。 (佐藤治伸) |