活発な梅雨前線の影響で、男子がスタートするときには雨風が強くなってきた。スイムをトップであがったのは、韓国の選手、それに山本選手、福井選手ら4名が続く。平松選手はトップから40秒遅れて15番手でスイムを終えた。少し苦しい展開。
バイクでは、トップの5名から2名脱落して、韓国のJr強豪のヘオ選手、山本選手、福井選手が先頭集団を形成。そして平松選手を含む12名の4位グループ、つまり第2集団がそのあとを追う。しかし、蒲郡大会同様、トヨタ車体コンビのトップ集団とくらべ、第2集団は思うようにスピードがあがらず、周回を重ねるごとに10秒づつ、その差は広がっていった。
そのままトップの3名がランへ入る。しかし1周目で山本選手が先頭に立ち、結局、そのままペースが落ちることなく5kmを走りきり、先週に続いて優勝を飾った。
一方、トップと約1分20秒差で第2集団がランをスタートし、そこから平松選手と椿選手が飛び出した。3周回のうち1周目には高校生の椿選手に勢いがみられたが、2周目には椿選手をかわし、平松選手が4位に浮上。そのままラスト1周も持ちこたえ、平松選手は4位でゴールした。良く耐え、粘ることができた。
やはり、平松選手の課題はスイム。今のままでは、まともにワールドカップは戦えない。プールでのタイムはかなり改善されてきたので、実践に活かしていけるよう取り組んでいきたい。また今回、天気が悪いにもかかわらず、千葉支店をはじめ、近隣の拠点から約30名の社員とご家族が応援に駆けつけてくださり、勇気と力を頂くことができた。この場をお借りしてお礼申し上げます。
(陶山) |