<女子>
ITUワールドチャンピオンシップシリーズ第2戦マドリード大会はまず、女子エリートが11:30分にスタート。 出場選手は35名で天候は晴れ。
崎本選手のレース展開は、スイムをトップと約30秒差の第2集団の中程で終了した。(第1集団には足立選手、井出選手、第3集団に庭田選手、上田選手)バイクは8周回で行われ、崎本選手のいた第2集団は序盤で第一集団に追い着く。この時点で足立選手が後退した。その直後、集団内で落車が発生。これが原因だと思われるが井出選手も後退し、最終的に先頭集団に残った日本人は崎本選手だけだった。
崎本選手はランを5位でスタートするも、なかなかペースが上がらず、第二集団から上がって来た上田選手、庭田選手にかわされ、総合28位(日本人3位)という結果だった。
<男子>
現地時間で14:15にスタートした男子では、イワン・バシリエフ(ロシア)を先頭に十数名が第一集団でスイムを終えてバイクへ。その約40秒後に田山選手と細田選手の日本人選手2名を含む集団が上がり、佐藤選手は先頭から約1分10秒差の集団後方でスイムを終了。今回は海外の有力選手がいる集団でバイクをスタートすることが出来て、佐藤選手自身、「目の前にいる海外有力選手に食らい付いていかなければならない、
ここが勝負所だ」と奮起し、全力で追いかけたようですが力及ばず、集団から離れてしまう。その後は数名の集団で周回を重ねるもアップダウンの激しいコースに苦戦し、残り1周となった7周目で先頭集団に周回遅れにされてしまいルール上、強制リタイヤとなり、辛酸をなめる結果となった。
(平松幸紘) |