今秋からスタートするNHK朝の連続ドラマ小説「ウェルかめ」の舞台である、美波町で開催されました。近畿圏からもアクセスが良いとあって、大変人気の高いローカルレースのひとつで、今年は650名の選手が集まりました。今回は佐藤選手、崎本選手共に、新潟国体の愛媛県代表選考突破を目的とした出場でした。世界で戦うエリート選手が、ローカル大会に出る場合は、オープン参加などの考慮がされますが、今回は、初心者からエイジに混じっての大会となりました。
スイムは、ウミガメが産卵で上陸する浜で有名な大浜海岸から、沖合いに750mの往復コース。今年は例年のような日差しはなく、曇り空で選手、ボランティアにとっては、走りやすい、またサポートしやすい天気だったと思います。しかし、サーフィンでも有名なこの地区の沖合いは、波があり、選手を苦しめたようです。佐藤選手と崎本選手は一般選手にまじり、同時にスタートしました。佐藤選手は2番手、崎本選手は8番手でスイムフィニッシュ。バイクは、風光明媚な南阿サンラインを隣町の牟岐町に向けて1往復するコースでした。バイクでは、佐藤選手が積極的に攻めて、すぐに先頭に出ると、そこからはマイペースを保ち、バイクフィニッシュ。崎本選手も男子選手に混じって、アップダウンの激しいコースを楽しんだようです。ランは日和佐川沿いに5kmの往復。途中の約1kmごとに設置されたエイドコーナーでは、水を浴びる出迎えをうけながら、危なげなくゴールすることができました。今回も、連休中にもかかわらず徳島営業所から10数名の社員が応援に駆けつけてくださり、熱いメガホンによる応援で、選手を後押ししてくれました。
ちなみに、この大会のリレーの部では、「チーム酸素プラス」というチーム名で、一般社員も出場し、見事2位入賞を果たすことができました。
(陶山昌宏) |