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横浜 ITU トライアスロン ワールドチャンピオンシップシリーズ

開催日 2009年8月22日(土) 女子10:00スタート
開催場所 山下公園周辺特設コース(神奈川県横浜市)
コース スイム:1.5km/バイク:40km/ラン:10km

【女子レース結果】

順位 氏名 記録 所属/登録
優勝 リサ・ノルデン 1時間55分55秒 スウェーデン
2 アンドレア・ヒューイット 1時間56分00秒 ニュージーランド
3 井出 樹里 1時間56分03秒 チームケンズ
6 庭田 清美 1時間56分31秒 アシックス
14 ア本 智子 1時間58分24秒 日本食研実業団トライアスロン部
15 土橋 茜子 1時間58分50秒 チームケンズ
19 中島 千恵 2時間00分36秒 チームケンズ
22 上田 藍 2時間01分55秒 稲毛ITC
23 足立 真梨子 2時間02分25秒 チームケンズ
24 田中 敬子 2時間02分34秒 NTT
27 菊池 日出子 2時間06分31秒 チームブレイブ
28 高木 美里 2時間07分39秒 レオパレス21

【関連Webサイト】

日本トライアスロン連合 http://www.jtu.or.jp/news/2009/pdf/09YokohamaRelease8.pdf(PDF)

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【レースリポート】

 横浜開港150周年事業の一つで、今大会が開催された。夏空が晴れ渡り、気温は32.7度で水温も26度と、ハードな気象条件でレースはスタートした。山下公園に面する湾を2周する特設コースでは、スイムに絶対的な自信を持つ中島選手と土橋選手が飛び出した。崎本選手は、序盤出遅れたが、1周目でリズムがもどり第2集団後方の12番手でスイムをフィニッシュしバイクに移った。バイク8周回の3周目で、20名のトップ集団が形成され、中島選手、土橋選手、井出選手、庭田選手、田中選手、そして崎本選手が入っていた。足立選手は途中落車で後退。高木選手、菊池選手、上田選手は、スイムから出遅れ、勝負できる集団から脱落した。バイクは残り3周になると、トップの20名はけん制が入り、ペースが落ちた。
 崎本選手が一度逃げを試みるが、決定的な逃げにはつながらず、結局20名で集団でトランジットにもどり、ランニング勝負となった。ランスタートで、すでに井出選手、庭田選手を含む6名が抜け出す。崎本選手は11番手でランをスタートした。先頭の6名はけん制が続いていたが、3周目でノルデン選手が抜け出し、それにヒューイット選手と井出選手のみがついていった。庭田選手は後退。3名のサイドバイサイドが続く。残り500m付近でノルデン選手がスパートし、そのまま逃げ切り優勝した。崎本選手は、本調子でない中でも、現状の力を出し切り、走ることができた。
 昨今のスポーツビジネスの発展の流れに沿う形で、ショーイベント的な位置づけで企画された世界選手権シリーズ。単に"3種目を連続して行う競技"から、"トライアスロン競技"という競技の確立を感じさせる大会であった。と同時に、レースでの高速化は予想以上で、世界で戦うために多方面の強化の必要性を感じた1日であった。

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