今期3連戦目となる、ITU石垣島ワールドカップに出場させていただきありがとうございました。石垣島に到着し、異国のような夏の暑さを感じました。また、日本で
唯一行われるワールドカップであり、昨年に続き2回目の出場となりました。ここまで、2週間置きの3連戦となり、レース感覚は研ぎ澄まされながらも、体調を合わせ
る難しさを感じながら備えていきました。
レース当日の天候は、晴れ、水温23度、風が強く吹く中、13時15分女子17名が一斉スタートしました。午前中は一般レースが、約2000名近くの方と地元の方がレ
ース会場に集まり、熱気あふれる中、進行していきました。スイムは、第一集団の後方に位置付け、思うようにレースを運ぶことができませんでしたが、オフシーズン
に取り組んできた厳しいトレーニングの成果によって、落ち着いてバイクへ移ることができました。バイクコースは、サザンゲートブリッジという大きな橋のアップダウン
と強風が重なり、体へのダメージは大きくありましたが、できる限り力を使わず、ランニングへ力を残すように走りました。ランニングに入り、1周回目の中盤、サザンゲー
トブリッジの折り返しの上りで先頭に立ち、3名の第一集団を形成しました。しかし、2周回目に入り、3番手を走りながら徐々に前との差が広がりました。後半は単独で走
り続け、そのまま3位のゴールとなりました。ランニング中は、地元の中学生の応援団や沿道の多くの方に「日本食研、ア本、頑張れ!」と力を与えてもらい、力を振り絞っ
て突き進むことができました。
現地に到着してから、体調が思うように合わせることができず、陶山監督、相澤コーチには心配をかけましたが、アドバイスをいただき、良い状態へと自分を信じて持
っていくことができました。今回のレースを含め3連戦をさせていただき、体調の面や調整の仕方など取り組んできたことを今後につなげていきたいと思います。まずは、
体調を整え、強化に取り組み、6月5日の世界選手権シリーズ・マドリード大会で戦えるように備えてまいります。ご声援の程よろしくお願い致します。
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