2010第11回『ひわさうみがめトライアスロン』は、朝の連続テレビ小説舞台地・徳島県海部郡美波町で開催されました。室戸海南海岸国定公園内の日本有数の海亀産卵場所として、地域住民の温かい手で非常に美しい砂浜が残されている場所です。梅雨明け、そして7月3連休の中日。連日夜間に激しい雷雨が続いておりましたが、スタート時点には止み、真夏の太陽が照り付けておりました。
午前9時、全国から駆けつけた738名の選手が4グループに分かれスタート。今回男女同時スタート、佐藤・川島両選手は第一ウェーブ(170名参加)で砂浜から海へ疾走していきました。佐藤選手は過去に優勝した実績があり、今回も最有力選手として注目されておりました。
3月のアクシデントから急ピッチでレースを消化、国内外で4週連続の試合となったため疲労が無いといえば嘘になります。しかし、スイムから完全にレースの主導権を握り、バイクから独走となりました。ランニングでも後続との差を徐々に広げ、5分以上の大差で優勝しました。勝利者インタビューでは、王者の貫禄さえ感じさせました。
川島選手はオリンピックディスタンス(オリンピック公式距離スイム1.5km,バイク40km,ラン10km)が初参戦となりました。加えて直前の北海道合宿後半から続く脚の不安、降雨で滑りやすい路面で心配しておりました。得意なスイムを全体の4番目で上がると、完全な独走レースでした。男子選手を標的にバイク・ランで確実に差を広ろげ、2位以下を8分引き離して初優勝を完全優勝(3種目全てのタイムが1位)で飾りました。
当日、徳島営業所から社員ご家族22名の応援団が駆けつけてくださいました。佐藤・川島両選手に大きな声援を頂き、有難うございました。大会関係者からも弊社応援の皆様がトライアスロン競技に欠かせない存在で有り、団結力の強さ・連帯感を感じさせ、素晴らしい企業とのお言葉を頂きました。今大会に限らず、全国各地で休日会場へ足を運んでくださる皆様、この場を拝借してお礼申し上げます。
(相澤義和)
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