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2010ITU世界選手権シリーズ・ハンガリー大会

開催日 2010年9月11日
開催場所 ブダペスト(ハンガリー)
コース オリンピックディスタンス51.5km(スイム1.5km/バイク40km/ラン10km)
ジュニア:スプリント・ディスタンス25.75km(スイム0.75km/バイク20km/ラン5km)

【男子レース結果】

順位 氏名 記録 所属/登録
アリスター・ブラウンリー 1時間42分26秒 イギリス
ハビエル・ゴメス 1時間42分30秒 スペイン
ステファン・ユスタス 1時間43分04秒 ドイツ
34 細田 雄一 1時間45分09秒 グリーンタワー・稲毛インター
44 佐藤 治伸 1時間46分08秒 日本食研実業団トライアスロン部
46 田山 寛豪 1時間46分29秒 NTT東日本・NTT西日本/流通経済大学職員
50 高濱 邦晃 1時間47分42秒 チームフォーカス・ボディチューン・九州医療スポーツ専門学校
54 山本 良介 1時間48分40秒 トヨタ車体
63 杉本 宏樹 1時間52分01秒 ルミナリア

【女子レース結果】

順位 氏名 記録 所属/登録
エマ・スノーシル 1時間49分43秒 オーストラリア
エマ・モファット 1時間51分25秒 スペイン
ニコラ・スピリグ 1時間51分28秒 ドイツ
10 井出 樹里 1時間51分55秒 トーシンパートナーズ・チームケンズ
13 足立 真梨子 1時間52分27秒 トーシンパートナーズ・チームケンズ
24 上田 藍 1時間53分17秒 シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター
27 土橋 茜子 1時間53分37秒 トーシンパートナーズ・チームケンズ
40 庭田 清美 1時間56分05秒 アシックス・ザバス
47 ア本 智子 1時間58分00秒 日本食研実業団トライアスロン部

【関連Webサイト】

社団法人日本トライアスロン連合 http://www.jtu.or.jp/
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

【男子レースリポート】

レースリポート

 出場は76名。内日本人は6名。天候は曇り。スタート前までの雨で若干肌寒さを感じる程度。水温は16度で、ウェット着用でのスイムとなった。

 レース1週間前に正式に出場が決まった佐藤選手。今期の目標の一つにこのハンガリー大会への出場を掲げて1月から海外転戦してポイントを取ってきていただけに、大きくステップアップできた。その要因のひとつである課題であったスイムにおいて、今回もスタート時こそ、集団の後ろにつく形となったが、先頭と40秒遅れて、他の日本人とともにいい位置でスイムフィニッシュ。更に、ここから特筆すべきはトランジット。積極的かつ無駄のない動きで、バイクにうつりよい飛び出しを見せる。これには正直身震いした。

 バイクは予想通り、約50名近い大集団となった。しかし、日本人選手全員が集団の後方に位置してしまい、途中集団が千切れた際に杉本選手が脱落。他5名は、なんとか集団の前に移動しようとするが、技術とともに決定的なチャンスがなく、結局集団後方でランをスタート。

 最初、佐藤選手、田山選手、細田選手が同時にランをスタートした、ここでもスタートから佐藤選手は積極的に飛び出しをみせた。その後、田山選手が遅れ、佐藤選手は35位前後を細田選手と競っていたが、細田選手にかわされ、あとは我慢のランニングとなった。が、結局田山選手の追い上げを交わし、日本人2位となる総合44位でゴールした。  


【女子レースリポート】

レースリポート

 出場は69名。内日本人は6名。天候は晴れ。ヨーロッパに来てはじめての太陽を浴びる。男子とおなじく、水温は16度で、ウェット着用でのスイム。前回のロンドン大会での失敗(低体温症での平衡感覚の喪失)の苦い経験を教訓にすべく、念入りな対策を立ててスタート。

 しかし、スタートに出遅れた形になってしまい、 後方での展開を強いられる。今回のスイムは、先頭グループをつくった10名を除き、スイムで出遅れるはずのない選手が出遅れるという展開に。ア本選手も結局先頭から約50秒遅れて34番手と、大きく出遅れてバイクをスタート。

 先頭からア本選手まで、4つくらいのグループに分かれたが、致命的な差ではなかったことと、海外の強豪選手もア本選手とおなじ集団だったこともあり、結局男子と同様約40名の大集団となった。更に展開も男子同様、日本人選手はその後方に位置してしまい、なかなか前に抜け出すことができないまま。コーナーの立ち上がりでは、40名が棒状になるため、後方だと急加速が激しくなり足をつかってしまう。ア本選手も顔つきが険しかった。

 ランニングもそのままのポジションでスタート。序盤から、足取りが重く、流れにのることができず後退。総合47位となった。 


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