今回のレースは高松で初めて開催されたトライアスロンで、会場はサンポート高松周辺の特設コースで
行われました。このレースに日本食研からは、佐藤選手とア本選手が招待されて出場しました。
まずは第一ウェーブの選手たちが9:00に男女一斉スタート。スイムは前日に風が強くデュアスロンになる
可能性もありましたが、レース当日は波があるものの風は弱くなっていたので、2周回で750mのコースを
泳ぐ事が出来ました。佐藤選手はスイムをトップで上がりバイクへ、ア本選手は佐藤選手と36秒差の
3位でスイムを終えました。バイクは整備されたサンポート高松周辺の道路を8周回するコースでした。
コーナーが多くテクニカルなコースではあるもの、持ち前のテクニックで佐藤選手は徐々に後続を
離していき独走態勢に入りました。ア本選手は男子選手にも引けをとらない力強い走りで20kを走り切り
ました。ランは海に向かって大きく突き出た堤防沿いを3周回で5k走るコースで、参加された選手からは
ロケーションが大変良く、気持ち良く走れたという声が上がっていました。そんなコースを佐藤選手も
ランラップ1位の快走を見せ、最後は観客の声援に応えながらトップでフィニッシュしました。ア本選手も
女子選手の中ではトップを独走し、日本チャンピオンとしての堂々とした走りでフィニッシュしました。
日本選手権直後ということもあり、会場では「今年の日本チャンピオン、日本食研のア本選手が走っています!」
というようなアナウンスが常に流れており、会場は大いに盛り上がっていました。
(※なお、今回はオープン参加ということで、佐藤・ア本両選手に順位はつきません)
今回のレース開催にあたっては、「絶対に高松でトライアスロンを開催しよう!」という熱い気持ちを持った
運営スタッフの方々が、長い月日をかけて努力され、ようやく開催が実現されました。そんなレースだけに、
来年以降も毎年開催され、高松の恒例イベントになっていくことを願わずにはいられませんでした。
(平松幸紘)
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