日曜日、石垣島ワールドカップが終わりました。川島選手は初めて世界の強豪と戦いました。各選手がなるべくスイムでのロスを無くすため、コース右側に集まる状況を見て、左側を選択し、真っ向から自身の泳力で勝負しました。
1周回目は4番手。結局、スイムを2番目に上がりました。川島選手を含む4名がファーストパックでバイク5周回まで走りました。第2パックは30人近い大集団です。前半こそ差が広がったものの徐々にリードが縮まりました。5周回目を終えた時でした。外国人選手がダンシングから転倒、避けきれず川島も転倒しました。上り坂でダメージは少ない方でしたがチェーンが外れヘルメットも壊れ、それから恐怖心のあまりすっかりリズムを狂してしまいました。
ランは大差の最下位スタートでしたが、それでも諦めず2人を抜きフィニッシュしました。昨秋の日本選手・ナショナルチーム強化記録会でスイムは世界に挑める数少ない日本選手です。トライアスロン経験が1年余りですが、彼女が目指す先はオリンピック・リオ大会ではなく『ロンドン大会』です。短時間ですが、チームの力で目標に向けて挑みます。
佐藤選手は苦手のスイムで今回も60番台でバイクに移りました。必死の追い上げと、ランでも最初から力の限りをぶつけました。結果は日本人4番手のゴールでした。経験こそありますが、
なかなか潜在能力を発揮出来ません。自信を持ち積極的なレースさえ出来れば、可能性はまだまだ大きいです。
シーズン初戦。これからです。ご声援、お願い致します。
<相澤義和>
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