例年、『酷暑の中島』と言われる愛媛県で最大のトライアスロン大会に3年ぶり弊社から平松・川島の両選手が出場いたしました。チーム内では、雨男といわれ続けた平松選手から、川島選手へ継承され、さすがに中島大会では降らないだろうと誰もが予想していましたが、気象観測史上に残るような強雨で時折寒ささえ感じる悪条件下、10時30分をやや早めてスタートが切られました。3種目中スイムが苦手な平松選手ですが、今回はスイムからトップを奪うと、強雨で路面条件がひどいバイクでも少しずつ差を広げてランへと移りました。
先般行われたJC大阪大会のランラップを奪った岩井選手と30秒前後の差を徐々に詰められながらも、公約通りの優勝を果たしました。先月下旬からの士別合宿でようやく走り込みによる脚作りからスピードへ移行した矢先、順調に回復していた脚も悲鳴をあげ、通常当たり前のように起こる内出血から感染症を誘発。涼しい環境で練習成果を上げる佐藤選手に歯がゆい気持ちで出来る限りの練習を継続してきました。この大会に備え、日中の1時間のランニングを課し、どんな条件にも負けず優勝する使命を背負い取り組んだ強い意志が成果をもたらしました。
同時スタートの女子川島選手は、スタートこそやや遅れ気味だったものの一時は平松選手を抜く勢いで全体の2位でスイムを上がりました。バイクでは男子選手とは勝負になりませんでしたが、ランでは前を走る男子選手を次々と捕らえ、女子選手ではダントツの優勝を果たしました。
会場には弊社選手配属の総務部を中心に多数の社員の方が応援に駆けつけてくださり、悪条件下、熱い応援を頂きました。地元大会だけあり平松・川島両選手のプレッシャーもいつも以上にありましたが、帰りのフェリーでは公約を果たした安堵の表情をしていました。また、参加選手や多くの関係者より弊社選手への温かい激励を沢山頂戴いたしました。有難うございました。引き続き皆様方のご声援を励みに、3選手それぞれの目標に向け、取り組ませていただきます。
出場選手の皆様、応援の皆様お疲れ様でした。
(コーチ 相澤義和)
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