9月とは思えぬ連日の酷暑の中、WCSとしては2回となる横浜で今期シリーズ最終戦が行われました。男子は来年のロンドンオリンピック選考条件を満たした選手が現れず、弊社佐藤選手もギリギリになっての出場となりました。シンガポール優勝から自ら強度の高い練習を課し、そのため十分な体調が整えられない中、今期最初の代表選考会に挑みました。
もともとスイムはスロースタート。今回も集団後方でスイムを上がりました。通常の世界戦ですとこの程度のタイム差ですと先頭の30人近い集団へ佐藤選手を含めた第2集団が追いつくことが多いですが、シーズン最終戦のためか、第2集団が全く先を追わず佐藤選手が必死でバイクを引っ張るような状況が最後まで続きました。
ランに入り、バイクでの消耗が強く、思った以上に走れず48位のゴールとなりました。来期のオリンピック選考が絡み、山下公園特設会場にはここ数年のトライアスロンブームのお陰で、沢山のファンが佐藤選手を応援していただきました。この後中日3日間という調整の後、アジア選手権に挑みます。佐藤選手のオリンピックに向けた戦いぶりをこれからも応援宜しくお願い致します。
(コーチ 相澤義和)
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