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2011ITU トライアスロンワールドカップ・オークランド大会

開催日 2011年11月20日(日) 14:45 スタート
開催地 ニュージーランド・オークランド
コース オリンピックディスタンス51.5km(スイム1.5km/バイク40km/ラン10km)ITU公認コース

【男子レース結果】※上位選手及び日本人選手

順位 氏名 記録
クリス・ゲメル(ニュージーランド) 1:59:58
ベバン・ドカティ(ニュージーランド) 2:01:05
ライアン・フィッシャー(オーストラリア) 2:01:18
19 佐藤治伸(日本食研) 2:04:06
29 山本良介(トヨタ車体) 2:06:12
32 下村幸平(G.A.M./JSS深井) 2:07:12
34 杉本宏樹(稲毛インター) 2:08:08

【関連Webサイト】

大会公式HP http://www.jtu.or.jp/news/2011/111120.html
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

レースリポート

【レースリポート】

ワールドカップ今期最終戦が、ニュージーランドの首都・オークランドにて開催されました。

初夏とはいうものオークランドは例年より気温が上がらず事前調整では肌寒く感じることがしばしばありました。

首都での開催ということもあり、コースは華やかな中心商業施設のメインストリートを交通止めにして両側の高層ビル群を通り抜け、更には最大斜度が7・9・14%の上り坂が3箇所も含まれバイクテクニックとパワーが要求されるのものでした。

午後2時45分、照り返しがきついもののすっきりした青空の中男子57名がスタートしました。 スロバキアのリチャード選手がダントツでスイムを上がり、大きな二つの集団と小さい集団に形成されでバイクに移りました。佐藤選手は今回も後方となってしまいました。それでもなんとか集団を追える位置だったため第5パックでスタートになりましたが、彼自身が位置する集団では積極的に攻め、周回を重ねるごとに徐々に前との差を縮めながら落ちてくる選手を捕らえていきました。そしてバイクを第3パックの位置まで上げる最後のランへ移りました。

ここ数試合、ランが安定しておりましたが、今回も次々と前の選手を抜いていきました。バイクに移った地点では第2パックに1分以上の差がありましたが、この集団にも追いつき19位のゴールとなりました。

今シーズン主要大会で、スイムの遅れをバイクでも取り返せずランにつなげないことが見られました。ようやく佐藤選手自身の力を出し切ったレー スとなりました。

<コーチ 相澤義和>

【佐藤治伸コメント】

今季最終戦となりましたW杯オークランド大会に出場して参りました。
目標は何が何でもロンドンオリンピックランキングポイントを獲得する事でした。
オークランドは市街地の中の至る所に厳しいアップダウンが点在する珍しい街並みでした。バイクコースはその厳しい上りが1周回で3回、合計 24回も繰り返さないといけない、とてもタフなコースでした。スイムの上がる位置と、バイクパートを如何にこなせるかが重要ポイントでした。

スイムはいつもの定位置となる集団後方になりました。そのため、バイクも後方集団からの乗り出し、前集団から脱落する選手を交わしながら積極的に走りました。8周回の後半、第3集団で追いつけました。集団でも先頭の方でレースを進める事ができ余力を残せれていると思っていましたが、いざランへ移る時には脚が攣ってしまう程、脚へのダメージとなっていました。

そんな中、ランラップ3位の走りができたことで順位を19位まで上げる事が出来、目標としたポイントを獲得する事ができました。バイク・ラン に関しては前回のグアタベから取り組んだ練習の成果を出す事ができました。あとはスイムの上がる位置を如何に上げていくかが来季に向けての大きな課題となります。

多くのご声援を頂きシーズンを戦い切る事ができました。来季も一戦必勝で頑張ります。誠にありがとうございました。