8月27日(日)韓国の済州島でアイアンマンコリアが開催されました。このレースは今年のハワイ大会出場権の最終選考となっており、参加者人数が1,000人を越える大きな大会となりました。前日までは晴れで、35℃以上の気温、消耗戦を予期される程でした。
しかし、当日は雷雨、海は荒れ、水泳は危険と判断され中止。午前8時、自転車からのスタートとなりました。スタート地点となる自転車のエリアには、10分前にしか入ることができないルールでした。いざ自転車エリアに入ると、自分の自転車がパンクをしているのに気づきました。レースナンバー順の出走で自分のレースナンバーが「8番」であったため、15秒後のスタートに間に合いません。チューブを交換してスタートしたものの、少しずつ空気が抜けているようで走りが重くなっていくのを感じました。雨も激しく、180.2kmの途中、何度もリタイアを考え気持ちも落ち込みましたが、何とかゴールをし、ランをスタートしました。
ランニングに入ると、今までの豪雨が嘘のように晴れ、30℃以上の気温と湿度が多く、消耗戦へとなりました。気持ちを切り替え、今ある全ての力を出し、途中何度も足が痙攣しましたが、6位(北東アジア2位)でゴールすることができました。
今大会でハワイ大会出場の権利枠は1名のみでしたが、権利を持っている選手などがいたため、6位だった私に権利が与えられ、10月21日(土)のアイアンマン世界選手権ハワイ大会の出場を獲得しました。関係者の皆様、ご声援ありがとうございました。
ハワイでは今回のような凡ミスをしないようにしっかりと準備を行い挑みます。 |