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ITUワールドカップ・カンクン大会(北京オリンピック出場資格対象試合)
開催日

2006年11月5日(日)男子10:45スタート ※日本時間11月6日(月) 午前1:45

開催場所 カンクン(メキシコ)
競技距離 51.50km
【スイム1.50km バイク40.0km ラン10.00km】

【男子上位/弊社所属選手成績】
順位 氏名 記録 所属/登録
優勝 Gomez Javier 1時間47分32秒 スペイン
2 Ospaly Fillip 1時間47分42秒 チェコ
3 Plokapenko Volodymyr 1時間47分52秒 ウクライナ
34 西内洋行 1時間50分07秒 西京味噌
42 山本淳一 1時間50分33秒 稲毛ITC
65 田山寛豪 1時間52分36秒 テイケイ
68 高濱邦晃 1時間53分06秒 日本食研株式会社 実業団トライアスロン部
77 平野司 1時間56分30秒 NTT

【大会関連ページ】

www.triathlon.org : http://www.triathlon.org/?call=TVRFdw==&id=Njg4&keep=sh


【 レースリポート】
 あいにく天候は曇り、スタート前にはスコールが見られるなど、いつもと違うカンクンの大会となりました。
 出場数は92名。ワールドランキング上位の選手も多く出場していました。高濱選手は9月に入ってからスイムのレベルがアップしており、その上昇を維持した中で満を期してのワールドカップでした。
  スイム終了後、トップとの差は1分20秒。予定より少し遅めのタイムでしたが不思議と焦りはありませんでした。なぜなら、このレースはバイクで一つの集団になりラン勝負だという予想がありました。チャンスは後半に訪れる。我々はそういう作戦でした。高濱選手はそれを意識したレース運びでバイクに入ります。バイクの7周回あるうちの4周回目、予想通り80人近い一つの集団になりました。実質80名近くのラン勝負。しかし、ランに移ってからの高濱選手は日本選手権の時のような精彩を欠いていました。足取りは重く、表情も力が感じられませんでした。バイクで後方に位置したため余分に体力を消耗したようでした(高濱選手談)。追い上げをイメージしていましたが、なかなかペースが上がらず、結局68位でのゴール。悔しさの残るレースになってしまいました。しかし、高濱選手自身は力を出し切ったレースをしたと思います。他の日本人選手と共に健闘をたたえたいと思います。
  今回の結果は厳しく、日本人選手、特に男子選手にのしかかって来ています。トライアスロン界において、日本と世界との差を縮めるべく、いまこそ日本選手、指導者が一丸となって強化が必要ではないか、そのように感じたレースでした。

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