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Resultレース結果

RESULT 2023年

2023アジアトライアスロンカップ大阪

開催日 2023年5月28日(日)8:15 エリート男子スタート
開催地 大阪城公園及び周辺特設コース(大阪市中央区)
コース スイム750m (750m×1周)バイク20km (3.3km×6周)ラン5km (2.5km×2周)
*スプリントディスタンス
*アジアトライアスロン同盟(ASTC)公認

【エリート男子上位3名と弊社所属選手結果】

順位 氏名 記録
1 古谷 純平(三井住友海上/東京) 0:53:21
2 ロビン エルグ(ホンコンチャイナ) 0:53:38
3 山本 康貴(博慈会/東京) 0:53:50
9 岩本 敏(日本食研/愛媛) 0:54:42

【関連Webサイト】

【レースリポート】

レースリポート

 2019年以降、4年ぶりにコンチネンタルカップクラスのレースが日本で開催されました。岩本選手は、新たな取り組みの為にレーススケジュールを見直して練習に集中する期間を設けていたので、昨年末以降、半年ぶりのレースとなりました。

 スイムは大阪城の濠を泳ぐのがこの大会の特色なのですが、これまでの9月開催から5月開催になった事で水温は低い状態でした。岩本選手は実力者が比較的多くいるスタート場所を選びましたが、スイム序盤の密集状態が続く場面で上手く集団前方に位置取る事が出来ませんでした。後半に入って比較的集団の密集度が低くなった所からペースを上げて前方に順位を上げていきましたが、バイクの第1集団に乗れるところには届きませんでした。バイクでは第2集団の前方でローテーションを行い、常に集団を引っ張る選手の一員として積極的な走りが出来ていましたが、第1集団の総合力の方が高く、更に差を広げられる展開になりました。ランに移ってからは、第2集団から飛び出して第1集団後方を猛追しました。目標としていた6位には届きませんでしたが、ランラップ1位の力走を見せ、9位でのフィニッシュとなりました。

 現在取り組んでいるバイク強化と言う面では収穫があり、スイムに関しては一部改善しなければならない部分がありましたので、実践を通して得られた経験を基に、次のレースへ向けてトレーニングを更にブラッシュアップしていこうと思います。

《コーチ 平松幸紘》

【岩本選手コメント】

 日頃よりご支援、ご声援をいただき誠に有難う御座います。シーズン初戦の結果は9位となりました。目標に及ばず、世界トライアスロンランキングの大幅なジャンプアップとはなりませんでした。

 レースでは、ランラップ1位のタイムで走れた事や、重点的に強化を行ってきたバイクで練習の成果を感じれたこと等、所々では良いパフォーマンスを発揮する事が出来ました。ただ、スイム前半で遅れて上手くレース展開に乗れなかった事で、良い部分を活かす事が出来ませんでした。一つのミスで遅れた数秒が、取り返しのつかない大きな差になってしまう、トライアスロンのレースの難しさを感じています。オフシーズン取り組んできた事は、確実に成長に繋がっていると感じました。

 点と点を結ぶ線の部分が課題となります。約1か月後に出場予定の韓国のレースでは、今回の課題を修正して、世界ランキングを大幅に上げる事が出来る様に取り組んでまいります。今後ともご声援の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

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