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Resultレース結果

RESULT 2023年

2023アジアトライアスロンカップ香港

開催日 2023年11月19日(日)10:45 エリート男子スタート
開催地 香港(香港)
コース スイム750m (1周)バイク20km (6周)ラン5km (1.5周+@)
*スプリントディスタンス
*アジアトライアスロン同盟(ASTC)公認

【エリート男子上位3名と弊社所属選手結果】

順位 氏名 記録
1 James Edgar(アイルランド) 0:52:00
2 Jason Tai Long Ng(香港) 0:52:06
3 Lachlan Jones(オーストラリア) 0:52:24
11 岩本 敏(日本食研/愛媛) 0:53:20

【関連Webサイト】

【レースリポート】

レースリポート

 海外2連戦の初戦となる香港でのレースに出場し、11位(日本人3位)という結果でした。

 日本選手権で新たな取り組みが一つの成果に繋がりはしたものの、本人としては内容的に納得いかない部分もありました。今回の海外遠征では今シーズの締めくくりの2連戦でもある為、本人としても納得出来る内容のレースをしてほしいと思いながら送り出しました。

 スイムはフローティング(立ち泳ぎの状態)スタートだったのですが、全員が入水したもののブイの設置ミス?があったようで、「一旦海から上がるように」とのアナウンスが…スタート時間が直前で変更になる等はよくある事ですが、こういったトラブルでスタート自体がやり直しになったのは初めての経験でした。選手にとっては完全に水を差された状態となりましたが、ブイの再設置も完了して、気持ちを切り替え、約15分遅れでレースがスタートしました。今回のスタートは、水面に張っている紐に沿って浮かび、合図と同時にそれを水中に潜る形でくぐってスタートするのですが、その紐を他の選手が引っかけた事で岩本選手の腕の軌道上に来てしまいました。それによって絡まってしまい一瞬水中に消えてしまったのでヒヤッとしましたが、再浮上してからはしっかりと先行する集団を確認して進路を変え、上手く先頭集団の流れに乗ることが出来ていました。しかし、今回のスイム会場、詳細は割愛しますが、上陸する場所が集団の後方になればなるほど不利な状態になる特殊な場所でした。当然本人もそれは把握していましたが、後半のブイ周りで後方に下がってしまったらしく、トランジッションエリアに入ってくる頃には、先頭と差がある状態でした。バイクの序盤で追いつける走力があれば良かったのですが、現状ではそこまでの走力に達していなかったようで、第2集団での展開となりました。第1と第2は、集団の人数が10名と同じでしたが、メンバーの走力に差があった為、じわじわと差が広がり、ランスタート時には40秒ほどになっていました。ランは、第2集団から飛び出した数人の外国人選手と共に、序盤から前を追う展開となりました。終盤、第1集団から落ちてきた選手を数人抜きましたが、第2集団からスタートした数人の外国人選手には勝てなかったので、順位としては11位でのフィニッシュとなりました。調子自体が悪い訳ではなかったようですが、細かい部分でのちょっとしたミスが、展開に大きな影響を与えてしまったと感じたレースでしたので、2戦目の中国では同じミスをしないようにしっかり対策を取りたいと思います。

《コーチ 平松幸紘》

【岩本選手コメント】

 日頃よりご支援、ご声援をいただき誠に有難う御座います。

 アジアカップ香港の結果は11位でした。

 日本選手権終了後から、各種目積んできた練習の成果を、部分的には感じる事が出来ましたが、レースの流れに上手くのることが出来ず、目標を達成する事が出来ませんでした。

 スイムは先頭集団後方の位置で上がりましたが、バイクで先頭集団に入る事が出来ず、第2集団での展開となりました。

 ランでは先頭集団から落ちてきた選手を何名か抜きましたが、バイク迄の差が大きく、大きく順位を上げる事が出来ませんでした。

 レースの流れに乗るポイントをしっかりと抑える事が出来れば、今週の中国の大会では上位争いに加われると感じています。

 大会に向けて、しっかりと準備を整えてまいります。

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