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Resultレース結果

RESULT 2025年

アジアトライアスロンカップ(2025/大阪城)

開催日 2025年5月25日(日)10:15 エリート男子スタート
開催地 大阪城公園及び周辺特設コース(大阪市中央区)
コース スイム750m (1周)バイク20km (6周)ラン5km (3周)
*スプリントディスタンス

【エリート男子上位3名と弊社所属選手の結果】

順位 氏名 記録
1 安松 青葉(三井住友海上/東京) 0:54:08
2 Bradley Course(オーストラリア) 0:54:15
3 山本 康貴(片岡製作所/京都) 0:54:26
29 福島 旺(日本食研/愛媛) 0:56:25
41 小林 幸誠(日本食研/愛媛) 0:57:21

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レースリポート

【レースレポート】

 福島選手にとっては、昨年実業団選手としてのデビュー戦であり、スイムから積極的な展開でいけた相性の良いレースで、ここまでの悪い流れを断ち切るきっかけにしたいレースでした。小林選手にとっては大学が関西だった事もあり後輩たちが多く応援に来ており、先週の中国で目標をほぼ達成できた勢いのまま、今回は20位を目指して挑んだレースでした。

 先に行われていた女子のレースは終始雨が降っていたものの、男子のスタート前には止みました。福島選手は中央付近、小林選手は中央より少し左側からスタートしました。福島選手は昨年のようにスタート直後から飛び出して、一気に先頭付近で展開する事を目指しましたが、今年はうまくいかず、先頭から23秒差でのバイクスタートとなりました。小林選手はまだ集団内で自分の泳ぎを徹底するスキルが低く、福島選手から更に22秒遅れでバイクをスタートしました。バイクは先頭2名が協調体制をとって淡々と走る中、福島選手を含む20名ほどの第2集団はそれぞれの思惑によって協調体制がとれず、じわじわと先頭との差が広がり、引き離せるはずの後方集団との差はほとんど変わらない悪循環な展開でした。小林選手は終始第4集団で我慢の展開となりました。ランに入ってからはランの走力がある選手がバイクで温存した力を一気に爆発させ、序盤からはハイペースで前の2名を追いかける展開になりました。バイクで冷静に状況を判断し、現時点では最善の走りが出来ていた福島選手も前を追いました。本人曰く、「脚は動いていた」との事で、自分の力を出し切った走りをしましたが、それ以上に今大会に参加した選手の走力が総じて高く、29位という結果でした。小林選手は先週の中国から帰国後呼吸器系の不調に悩まされており、レース当日になっても復調しきれず、その影響もあってか終始後方でのレース展開となり、41位という結果で終わりました。

 今回、福島選手に関しては、順位だけで言えば決して喜べるものではありませんでしたが、内容としては前回までの3種目のどれかで噛み合わず悪い内容になった状況とは違って、現状での力は出し切れての結果でした。だからと言って、この結果に満足している訳はなく、走力の底上げを今まで以上に急ピッチで取り組まなければならいという危機感を感じたレースでした。小林選手にとっては不完全燃焼なレースとなってしまいましたが、先ずは体の状態と整えて、次のレースに向けて一つ一つ自分の課題をクリアしていく道を進んでいくしかない状況でございます。

《監督 平松幸紘》

【福島選手コメント】

 日頃よりご支援、ご声援をいただき誠に有難う御座います。結果は29位でした。

 スイムでは前2人が抜け出していましたが、バトルに巻き込まれてしまい追うことができませんでした。第一ブイでも上手く回ることができず、第2集団とも離れてしまいました。ブイを抜けてからは泳ぎやすくなり、第2集団に戻ることができ、そこからは余裕を持って集団内でスイムを終えました。

 バイクは乗り出しで前に集団ができており、離れていた為全力で追いました。追いついてからは余裕を持ちながら要所要所で冷静に立ち回ることができていましたが、最後の位置取りではポジションを落としてしまいました。その為、ランの走り始めは後ろからのスタートになりました。前を見ながらではありますが、自分のパフォーマンスを発揮し切る為にペースには気を付けながら走りました。結果的に現状の最大限を出すことができましたが、結果には繋がらず悔しいものとなりました。

 今後のランは底上げをしていき、結果に繋げることができるように精進して参ります。今後とも、ご声援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

【小林選手コメント】

 日頃よりご支援、ご声援をいただき誠に有難う御座います。結果は41位でした。

 スイムは大きなバトルなくスタートすることができましたが、スピードを上げた際に呼吸が苦しく思い通りの泳ぎをすることができませんでした。スピードを維持しつつ安定した泳ぎができるよう鍛えてまいります。バイクは乗り出しから前を追いましたが、前回の中国同様追いつくことができませんでした。私の1番の課題であり、すぐに改善できることではありませんが、今後少しずつ力をつけてまいります。その後は無難な展開で進みましたが、コーナリングや立ち上がりなど細かな部分で無駄な力を使っていると感じ、まだまだ基礎的なハンドリング技術を高める必要があると痛感しております。ランは5kmだったため、序盤からペースを上げて入りましたが呼吸が苦しく理想のペースで走れませんでした。中盤からは一定のリズムで走ることができましたが、呼吸の詰まりが続き、苦しいランニングとなりました。しかし、現状を考えると最低限のタイムでまとめることができ、今の力は出せたと感じております。

 中国のレースが終わってから呼吸の調子が優れず、今回もその影響を受けました。結果だけ見ると不甲斐ないかもしれませんが、現時点での全力は出せたと感じております。取り組んでいることは間違っていないと感じているので、1日でも早く体調を整え、6月のレースに向けて準備してまいります。今後とも、ご声援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

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