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Resultレース結果

RESULT 2025年

日本スーパースプリントトライアスロン選手権(2025/蒲郡)

開催日 2025年6月22日(日)14:00 エリート男子ファイナルスタート
開催地 愛知県蒲郡市(浜町・竹島・市民会館周辺)
コース スイム375m(1周)/バイク7km(3.35km×2周+300m)/ラン2km(1周)
*スーパースプリントディスタンス

【エリート男子上位3名と弊社所属選手結果】

順位 氏名 記録
1 大室杏夢(早稲田大学・ロンドスポーツ) 0:23:28
2 小原北斗(セクダム・チームエフォーツ/鳥取) 0:23:32
3 望月満帆(トーシンパートナーズ・チームケンズ/山梨) 0:23:33
8 福島旺(日本食研/愛媛) 0:24:02
19 小林幸誠(日本食研/愛媛) 0:24:55

【関連Webサイト】

レースリポート

【レースレポート】

 今シーズン前半戦の最終戦となるレースでしたが、福島選手は目標としていた8位にギリギリ入りました。小林選手は19位と結果だけで言えば良くありませんでしたが、練習の成果が表れ始めた部分もあったレースでした。

 今回のレースはスイム375m、バイク7km、ラン2kmで競う「スーパースプリント」という、カテゴリーでした。予選は各組30名で行われ、上位14名に入れば決勝進出確定で、残り2名は15位以下のタイム上位者2名というルールでした。弊社の2名は同じ組での予選でしたが、福島選手は6名の先頭集団で展開して危なげなく通過。小林選手はスイムで出遅れたものの、2名の第2集団でバイクを展開し、そのまま8位で予選を通過しました。決勝は予選の約1時間後にスタートしました。短期決戦の為、スタート直後から、ハイスピードでレースは展開され、福島選手は9名の先頭集団に入りバイクまでは予定通りの展開に持ち込みました。小林選手は11名の第2集団に入り、ローテーションがうまく機能していない状況でも、強化しているバイクの成果が表れ始めたようで、積極的にローテーションに入り前を追ったようです。9名の先頭集団にいた福島選手は、9名中走力的には一番下でしたが、序盤から攻めの姿勢を貫き、前半は5位を走っていました。後半に入って走力で勝る後続の選手に抜かれ始めるも、粘って8位入賞を果たしました。小林選手はバイクからランへのトランジットにおいて、通常ではあり得ないアクシデントに巻き込まれ、大きなタイムロスを余儀なくされましたが、切り替えて最後まで全力を尽くしての19位でした。

 両者とも、練習の成果がようやくレ―スでも表れ始めたので、自信を取り戻しつつあります。これから夏場の強化期間に入るので、前半戦の悔しさを後半戦の結果で晴らせるように取り組んでいきたいと存じます。

《監督 平松幸紘》

【福島選手コメント】

 結果は8位でした。

 初めてのスーパースプリント且つ、予選、決勝と短い距離、休憩でのレースとなりました。

 スイムは予選、決勝ともに感覚が良く、昨年までと同じ動きをすることができました。その結果、抜け出すことができ、先頭集団での展開に繋がりました。また、途中、ブイ周りでのバトルや左目が見えなくなるアクシデントがありました。冷静に対応することができましたが、今後は集団内での泳ぎ方に注意してレースを進めていければと思います。バイクでは乗り出しまでが長く心拍が上がりきった状態からのスタートであった為、前半はなかなか前に出ることができず、高心拍下での動きに課題が残りました。余裕が出てきてからはローテーションに加わることができ、レースに絡むことができていたので良かったです。ランは走り始めこそ良かったものの、2kmを勢いで行ける走力は無く、徐々に前に進まなくなってしまいました。1km地点を5位で通過しましたが、ペースダウンしてしまい最後の動かないもどかしさを存分に味わい、8位でのフィニッシュとなりました。目標であった8位以内をなんとかクリアすることができ、前半戦を良い形で締めくくることができたのではないかと感じます。課題は多く残りますが、後半戦に向けて1つずつ、改善してまいります。

 今後とも、ご声援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

【小林選手コメント】

 結果は19位でした。

 スイムは予選ではバトルなく抜け出すことができましたが、両サイドの選手につかれてから急激にスピードが落ち、順位を落としました。決勝では私のフィジカル面や強みを考え、プルよりもキック多めに打つことを意識しましたが抜け出しからうまく行かず、予選の疲労もあり、全体の中盤あたりでスイムを終えました。バイクは、予選決勝ともに第二集団での展開となりました。予選では序盤7人ほどの集団でしたが、ローテーションが機能せず、1周目の半ばで集団から逃げ出しそのままバイクを終えました。決勝でも集団前方で展開でき、多少ではありますが力がついていることを実感しました。ランでは、短い距離を速いペースで維持することに苦手意識を持っており、終始苦しいランニングとなりました。決勝では後半のことは考えず、走り出しから全力でいくことを意識しました。約500mまではスピードを維持できましたが、その後ペースが落ち順位も上げることができませんでした。速いスピードを維持できる持久性を高める練習をしてまいります。

 今回のレースは距離が短く1つのミスが順位変動に大きく関わるレースでした。予選でのバイクの乗り出しで少しもたついてしまいタイムをロスしてしまいましたが、レースの距離に限らず細かなミスで展開が大きく変わることはいつでも起こり得ることなので、3種目のレベルを上げるとともに、どんな状況でも落ち着いて対応できる判断力や集中力も身につける必要があると感じました。

 今後とも、ご声援のほど何卒よろしくお願いいたします。

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