ブレンド調味料から加工食品、資材まで幅広く取り扱う大手総合食品メーカー、日本食研ホールディングス株式会社の米国現地法人である、米国ニッポン食研株式会社（本社：カリフォルニア州ウエストサクラメント）は、2025年5月より第2工場建設を着工します。
　米国では第1工場建設を機に、輸入販売から現地に即した商品開発と製造にシフトし、現地の需要に迅速かつ的確に応えることで販路を拡大してきました。また、コロナ禍においては輸入事業が停滞したことで米国内需が高まり、当社への需要がさらに高まりました。このような背景から生産エリア、倉庫スペースなどがひっ迫し、さらなる需要に応えるためにも第2工場を建設する必要がありました。新工場となる第2工場は、2013年に稼働した第1工場と同敷地内に併設する形で建設し、主に液体ブレンド調味料の製造工場としてメインの商品形態であるハーフガロンボトルの生産能力増強、小売ボトルの新設に加え、これまで日本食研でしか生産できなかった特殊製品の製造も可能となる予定です。
　営業拠点は2024年9月にワシントンD.C.営業所を開設し、現在10事業所となりました。今後はジョージア州アトランタに開設を計画しており、さらに販路を拡大していく予定です。
　米国ニッポン食研はさらに米国の需要に即した商品開発・製造、企画提案を通じて米国一の調味料メーカーを目指します。そして、日本食研グループは企業使命である「もっと美味しく」を世界でいちばん叶える会社になるためにも世界戦略を加速し、これからも新たな挑戦を続けていきます。

■ 米国ニッポン食研株式会社 ウエストサクラメント本社　第2工場　概要
＜工場外観イメージ＞

　１．工 場 名：米国ニッポン食研株式会社 ウエストサクラメント本社　第2工場
　２．所 在 地：アメリカ合衆国　カリフォルニア州　ウエストサクラメント市
　　　　　　　　　　※現ウエストサクラメント本社工場　同敷地内
　３．敷地面積：57,504㎡
　４．延床面積：11,386㎡（第1工場との合計17,771㎡）
　５．建築面積：5,803㎡（第1工場との合計11,606㎡）
　６．建　 設：The Austin Company（米国鹿島建設グループ会社）
　７．構　 造：ティルトアップコンクリート造　2階建て
　８．着　 工：2025年5月1日
　９．竣　 工：2026年12月予定
　10．稼　 動：2027年3月予定
　11．生産品目：液体ブレンド調味料
　12．生産能力：20,000ｔ／年
　13．初期投資額：約160億円

■ 米国ニッポン食研株式会社　会社概要

　会 社 名：NIPPON SHOKKEN U.S.A. INC.
　本社所在地：アメリカ合衆国　カリフォルニア州　ウエストサクラメント市（2970 Ramco St., West Sacramento, CA 95691 ）
　設　　立：2006年9月5日
　資 本 金：700万米ドル（6億円）
　代 表 者：取締役社長兼CEO　田中　克典
　社 員 数：133名
　事業内容：ブレンド調味料（液体・粉体）の製造・販売及び食品の輸入・販売、加工調理食品の仕入・販売
　事 業 所：12ヵ所（米国本社、ロサンゼルス支店、ロサンゼルス第一営業所、ロサンゼルス第二営業所、ニューヨーク営業所、サンフランシスコ営業所、ウエストサクラメント営業所、オーランド営業所、ヒューストン営業所、シカゴ営業所、ワシントンD.C.営業所、米国本社工場）

■ 日本食研グループ　アメリカ米国でのあゆみ

　1988年 2月：ロサンゼルス支店　開設
　2006年 9月：NIPPON SHOKKEN U.S.A. INC.（米国ニッポン食研株式会社）　設立
　2006年10月：ニューヨーク営業所　開設
　2011年 4月：サンフランシスコ営業所　開設
　2012年10月：シカゴ営業所　開設
　2013年 3月：ヒューストン営業所　開設
　2013年 4月：ウエストサクラメント本社工場　稼働、本社機能をロサンゼルスからウエストサクラメントへ移転
　2013年 4月：ウエストサクラメント営業所　開設
　2016年 1月：ウエストサクラメント本社工場がＳＱＦ（Safe Quality Food）(※)を取得
　　　　　　　　※国際的な食品安全品質マネジメントシステム
　2020年11月：オーランド営業所　開設
　2024年 9月：ワシントンD.C.営業所　開設

以上