RESULT 2015年
2015 Pariaman ASTC Sprint Traiathlon Asian Cup
開催日 | 2015年11月28日(土) |
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開催地 | インドネシア共和国パダン市 |
コース | スプリントディスタンス(スイム750m/バイク20km/ラン5km) |
【男子レース結果】※エリート男子トップ3と日本選手成績
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | 古谷純平(三井住友海上/東京) | 00:54:26 |
2 | Jonathan Zipf(GER) | 00:54:35 |
3 | James Chronis(GRE) | 00:54:41 |
8 | 下村幸平(ボーマレーシング・セノビック/大阪) | 00:55:42 |
9 | 石塚祥吾(日本食研/愛媛) | 00:55:55 |
11 | 小林大哲(日本食研/愛媛) | 00:56:26 |
13 | 鋤崎隆也(トライアスロンアカデミー福島/学連) | 00:57:21 |
14 | 梅田祐輝(サンクスアイ/東京) | 00:57:31 |
24 | 椿浩平(三井住友海上/東京) | 01:01:29 |
【関連Webサイト】
公式リザルト:http://www.triathlon.org/results/result/2015_pariaman_astc_triathlon_asian_cup/271112 |
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/ |
【レースリポート】
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直前の女子レースではクラゲによるリタイア選手が続出、その影響でスタートを1時間近く遅れのスタートとなりました。日本選手権優勝の古谷選手がスイムで単独トップで上がり、15秒遅れて3番手集団を追う集団で石塚選手、更に15秒ほど遅れの集団で小林選手が上がりバイクへ移りました。 バイクでも古谷選手が主導権を握りレースをコントロールしていました。石塚選手の集団も追いつきそうで追いつけない微妙な状態が続きました。4周回手前で古谷選手がスパートすると2番手の選手が後続集団へ吸収され、45秒にリードを広げ単独ランをスタートしました。石塚選手は2番手の集団のままランをスタートしました。しかし外国選手から徐々に離されてしまい9位のゴールとなりました。 小林選手は第3集団に喰らい付くも1分40秒ほど離されランをスタートさせました。1周目でトップに立ちゴールでは第2集団最後尾に迫る追い上げを魅せ11位でゴールしました。 《監督 相澤義和》 |
【石塚コメント】
スイム会場にクラゲが大量発生した影響でスイムアップ終了後からスタートが大幅に遅延、スケジュールが狂いはじめました。一時はデュアスロンに競技変更も検討され何時始まるか?レースが成り立つのか?集中力を維持する事に大変でした。スタート後はロープの内側へ押し出されてしまい、ロスする場面もありました。ブイも目印になる程の大きくもなく、レース中の密集している状態ではヘッドアップをしてもほとんど確認出来なかった為、前の選手の動きに合わせ先頭から約15秒の位置でバイクに移りました。 バイクはすぐに約10人の集団が形成されて進んでいき、今回は積極的に前を引くメンバーが国単位で分かれていたように感じました。残り7kくらいで1人が抜け出して、約40秒差でバイクを終えました。 集団でランをスタートした中では下位の方で走っていましたが、自分の中では全く動かないという状態ではなかったにもかかわらずランで離されたことは実力不足を認めざるをえません。 そういった部分では最もタフさを求められた大会でした。これ以上に悪い環境でレースに臨むことは無いと思うので、この経験が競技者としての強さに必要なものとしてプラスされ今後に活かせるよう頑張りたいと思います。 |
【小林コメント】
これまでのレースと比較して、ある程度纏められたらレースだったと思います。 スイムを前が見える位置で上がれていたのでバイクの乗り出しも落ち着ついてトランジッションを対処することもできました。バイクも終了まで集団に残れたことが今回の結果に繋がったと思います。ITUポイントも獲得し一年目を終了出来たことは一安心です。 強化記録会でも派遣基準を突破することもできたので、来期は前半の海外レース・国内でのレースにおいて確実に入賞またはITUポイントを上げる順位に入り、ワールドカップ出場や世界選手権シリーズに出場できるように頑張ります。 |