RESULT 2021年
第27回日本トライアスロン選手権(2021/宮崎)
開催日 | 2021年10月23日(土) 男子11:30スタート |
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開催地 | 宮崎県宮崎市(みやざき臨海公園、一ッ葉有料道路、フェニックス・シーガイア・リゾート周辺及び施設) |
コース | スイム1500m (750m×2周)バイク39.9km (5.7km×7周)ラン10km (2.5km×4周) *スタンダードディスタンス |
【エリート男子上位3名と弊社所属選手結果】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | 細田雄一(博慈会) | 1:51:58 |
2 | 徳山哲平(早稲田大学・ロンドスポーツ) | 1:52:46 |
3 | 谷口白羽(三重県スポーツ協会) | 1:52:50 |
6 | 岩本敏(日本食研) | 1:53:25 |
【関連Webサイト】
- 結果詳細(全31名)https://www.jtu.or.jp/result/?event_id=119&program_id=119_2
- 大会HP http://www.jtu.or.jp/national_championships/
- 実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/
【レースリポート】
午前11時30分、沖から吹きつける強風の中、31名の選手が一斉にスタートを切りました。有力選手が左奥側から位置を取り、岩本選手も並びました。飛び出しはやや遅れてしまったため集団を抜け出せず、2位を追う4人の集団で1周目を上がりました。(※トランジットが長い為、この位置を大きく下げる事は無いと思い、先回りして待機していました。)
スイムは一人抜け出た選手がそのまま抜け出し、後続が大きな集団を形成しています。集団にいるはずが実況アナウンスに呼ばれず、嫌な予感を抱いていると最後尾を必死で追いかける姿がようやく確認できました。ここでもモタモタした感じがあり先頭集団に乗れないかな~と見守るしかありません。
バイク1周回終了地点では、先頭7人に岩本選手の姿はありませんでした。第2集団で懸命に追う姿を確認しましたが、スピードは明らかに遅く周回毎にタイム差を伝えるも、10秒ずつ離されるタイム差を伝える方も中々辛いものがありました。ここまでくると落車で脱落しないか祈るしかありません。
結局、先頭集団から2分近く離され、後続集団に吸収され大集団でランが始まりました。前半、4人で集団を形成するものの岩本選手の速さに中盤以降は単独で前を追う形になりました。ただ、タイム差が大きすぎ一人を抜くのが精一杯でした。タラ・レバの話は、皆同じですが、ランニングラップタイムが1番でしたので、初入賞ですが、勿体ないともいえたレースでした!
《監督 相澤義和》
【岩本選手レースリポート】
日頃より、ご支援、ご声援を下さり誠に有難う御座います。約一年ぶりのレース、日本選手権という事もあり、試合前はとても緊張した日々を過ごしていました。今治でのレース前調整練習では、不安からか、中々自分の思う様に調整出来ず、精神的にもきつい日々でしたが、宮崎に入ってからは、今まで積んで来た事をしっかりと出し切る事を考え、残りの日々を過ごして参りました。
レース当日は風が強くて波が畝っており、スイムは技術が要求されました。練習の成果もでて、良い位置でスイムアップを行う事が出来ましたが、スイムからバイクの移行で手間取ってしまい、集団を逃す結果となりました。
バイクでは、先頭集団を懸命に追いかけましたが、周回を重ねる毎に差は開いてしまい、最終的に約1分40秒差でランに移りました。
ランは、とにかく前を追い続ける事だけを考え、1周目からペースを上げて走りました。体はしっかりと動き、調子も良かったので、周回を重ねる事に差が縮まっている事が分かりました。最終周で2位集団の姿を捉える事が出来ましたが、追い付く事が出来ず、6位でのフィニッシュとなりました。
日本選手権で初めて入賞する事が出来た嬉しさ反面、一つのミスで展開が大きく変わってしまった悔しさ反面の両方の気持ちが御座います。今回の結果を次に繋げる事が出来る様に、今後も日々練習を重ねて参ります。
今後ともご声援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。