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Resultレース結果

RESULT 2024年

第30回日本トライアスロン選手権(2024/東京・台場)

開催日 2024年11月17日(日)男子12:00スタート
開催地 お台場海浜公園特設会場(東京都港区)
コース スイム1500m (750m×2周)バイク40km (5.0km×8周)ラン10km (2.5km×4周)
*スタンダードディスタンス

【エリート男子上位3名と弊社所属選手結果】

順位 氏名 記録
1 北條 巧(NTT東日本・NTT西日本/東京) 1:46:44
2 内田 弦大(滋賀県スポーツ協会/滋賀) 1:47:32
3 佐藤 錬(ロンドスポーツ/鹿児島) 1:47:52
28 福島 旺(日本食研/愛媛) 1:54:04

【関連Webサイト】

【レースリポート】

レースリポート

 今シーズンは、この大会に一年のピークを合わせ、結果を残す事だけに集中して取り組みました。9月下旬から1か月ほど原因不明の不調に悩まされたものの、何とか乗り切り、10月末の海外レースではこのレースに繋がる良い内容のレースが出来ました。その後も仕上がりは上々で、出来る事は全てやり切り、自信を持ってスタートラインに立たせる事は出来たと感じておりました。

 レース当日は水温が予想以上に高く、ウェットスーツ不可となりました。スイムを得意とする福島選手にとっては有利な展開となった訳ですが、何が起きるか分からないのがレースです。スタートしてからも上手く抜け出しはしたものの、1周目を上がってくるまで、見ている側は気が気でありませんでした。1周目を4番手、2周目を5番手で上がるも、トランジットをスムーズに行い、バイクスタート時には2番手でコースに飛び出していきました。先頭は最初に7名で形成されましたが、途中で1名脱落、1名はローテーションに加わっていない状態だった為、実質5人での逃げ態勢でした。日本でもトップクラスの走力を持つメンバーもいる中で、本人にとってはついていくのもやっとだったとは思います。しかし、ここで先頭を引かずに脚を溜めてランで走れても、次には繋がりません。将来世界を目指すというからには、体力を消耗してでもしっかりとローテーションに入り、世界レベルを体感する事が重要でしたので、出来る限りローテーションには入るよう指示を出しました。バイクはそのまま6名で終了、出だしは4位を力走する姿も見られましたが、バイクでの消耗が激しく、その後は第2集団以降の選手に次々とパスされていき、28位でのフィニッシュとなりました。このレースだけは結果も出したかっただけに、当然悔しい気持ちはございます。しかし、バイクまでであれば世界で戦う選手たちと一緒にレースを出来たという収穫もあったレースでした。来年、このお台場でランに入っても上位でレースを展開する姿をお見せできるよう、より一層トレーニングに励ませたいと存じます。

 最後に、今シーズンも変わらぬご支援・ご声援、誠にありがとうございました。皆様のおかげで今シーズンも無事に戦い抜く事が出来ました。この場をお借りして、お礼申し上げます。

《監督 平松幸紘》

【福島選手コメント】

 日頃よりご支援、ご声援をいただき誠に有難う御座います。

 結果は28位でした。

 ランの失速が大きく順位に響いてしまいました。スイムではスタートから抜け出すことができ、前方に位置しました。ブイ回りで遠回りすることがありスピードの上げ下げはありましたが、余力を残して2周回を終えることができました。バイクでは少人数に絞られ逃げる展開になりました。メンバーには世界戦を転戦している実力者が2人おり、集団の中心として引っ張っていただきました。その選手達の「序盤で勝負を決めに行かなければ勝機はない」という意図を、私が理解出来ておらず、積極的に行くことができませんでした。こういった部分は一緒にレースをしないと分からなかった事なので、大変勉強になりました。後半は残していた体力を存分に使い、集団に貢献しました。ランではバイクで脚が削れている状態でのスタートでしたが、想像以上に脚が動かず、苦しい10kmとなりました。今回はバイクでの収穫が多く、順位は目標に届きませんでしたが、来季のレースに繋がるレースだったと感じます。今回感じた課題や戦局の判断、当時の気持ちを忘れずオフシーズンのトレーニングに励んでまいります。

 今後とも、ご声援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

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