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RESULT

RESULT 2013年

ITUアジアカップトライアスロン・2013蒲郡大会

開催日 2013年06月16日(日)
開催地 愛知県蒲郡市・浜町市民会館周辺特設会場
コース オリンピックディスタンス (51.5km:スイム1.5km/バイク40km/ラン10km)ITU(国際トライアスロン連合)公認

【男子レース結果】※上位選手及び日本人選手

順位 氏名 記録
細田 雄一(徳島県協会) 1:52:22
古谷 純平(学連) 1:52:22
石塚 祥吾(日本食研) 1:52:36
8 佐藤 治伸(日本食研) 1:55:48
16 平松 幸紘(日本食研) 1:57:50

【関連Webサイト】

大会公式HP 
http://www.triathlon.org/results/result/2013_gamagori_itu_triathlon_asian_cup/259438
http://www.jtu.or.jp/news/13GamagoriPhG/pages/054.htm
http://www.jtu.or.jp/news/13GamagoriPhG/pages/062.htm
http://www.jtu.or.jp/news/13GamagoriPhG/pages/071.htm
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

【レースリポート】

レースリポート

 午後1245分、国内外エリート33名の選手が一斉にスタートしました。最初のスイムから、石塚選手が積極的に先頭を追走するレースを展開しスイムアップでは4秒差の3位でバイクへ移りました。佐藤コーチは75秒差の20番目、平松選手は1周目のスイムアップまでは前が見える位置でしたが、2周回目に大きく失速し23でのスイムを上がりました。

 石塚選手を含む先頭集団7名は、コーナーが多いテクニカルなコースに果敢に挑みます。佐藤コーチは、先頭集団に入れず落ちてくる選手を拾いながら第2集団まで上がりレースを主導しました。3集団でも同じように平松選手が積極的に主導しますが、なかなか先頭集団との差が縮まりませんでした。特に第2集団の佐藤コーチは、一次は30秒差まで詰め寄る見せ場を作りましたが、バイクでの大きなレースの流れを変える選手が他に不在だった為に残念です。

 ランでは、トランジッションから石塚選手が飛び出しました。9人の集団があっという間に細田選手(ロンドンオリンピック代表)と古谷選手との3選手に絞られました。暑さによる体力消耗を嫌いペースが落ちる状況でしたが、石塚選手は積極的にトップを引き続けました。9kmを過ぎた、架設手前で細田・古谷選手がスパート。しかし、石塚選手には切り替える余力が無く3位のゴールとなりました。佐藤コーチ・平松選手は、バイクでの体力消耗が響きました。トランジッション直後は地に足が就かないような走り出しでしたが、後半から持ち直し佐藤コーチ8位、平松選手16位でゴールいたしました。

《監督 相澤義和》

【平松選手コメント】

 今期二戦目となったこのレースでしたが、初戦後の約二週間、思うようにトレーニングが消化出来ませんでした。それでも、直前になって復調の兆しが見えてきたので、出来る限りの事をして仕上げたつもりでした。 しかし、急ピッチで仕上げた体は肝心のレースで思うように機能せず、スイムの時点で力尽きてしまい、後はひたすら我慢のレースでした。

【石塚選手コメント】

 天草大会であと一歩のところで表彰台を逃したので、この大会こそは絶対に勝ち取ろうと思っていました。不調だったスイムは、先頭と秒差で上がれたことで余裕を持ってレースを進められました。バイクは路面状況の悪さやコーナリングで苦しみました。今一度、基礎・基本から見直しが必要と感じました。ランに移ってからは最後まで引っ張るしかありませんでしたが、スピードが無いのでそうするしかありませんでした。引っ張りながらもロングスパートを何度もかけるスタイルを磨こうと思います。

 ようやく表彰台の目標は果たしましたが、、まだまだ優勝した細田選手とはタイム以上の実力差を感じました。 気を引き締めて次の七ヶ浜のレースまで練習に励みます。

【佐藤コーチコメント】

 昨年の日本選手権以来、6ヶ月振りのレース参加となりました。脚の故障が続いていた為、ランの練習を本格的に再開してから1ヵ月余りで、ゴルフ場でのトレーニングをメインに行っていました。

 バイクは選手とほぼ同じメニューを行っていたので、自信はありましたが、スイムはスピードを上げた練習がレース直前にはほとんどできていない状態でした。スイムは予想通りで、いつものメンバーがいる所で上陸し、自信のあったバイクでは中盤から脚に余裕がなくなり、ランも36分かかる走りとなってしまいましたが、何とか最低ラインのジャパンカップランキングポイントを獲得する事ができました。

 たくさんの応援を頂く事ができ、改めて走る事の有り難味を感じる事ができました。選手を強化する為に、身体を今一度鍛え直して現状よりも高いレベルで競い合えるように取り組んで参りたいと思います。