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RESULT

RESULT 2013年

第2回愛南町いやしの郷トライアスロン大会2013・第19回日本トライアスロン選手権東京港大会:四国ブロック代表選考会・第68回国民体育大会スポーツ際東京2013:愛媛県代表選考会

開催日 2013年06月29日(土)
開催地 愛媛県南宇和郡愛南町西海海域特設会場
コース スタンダードディスタンス(51.5km:スイム1.5km/バイク40km/ラン10km)ITU(国際トライアスロン連合)公認

【男子レース結果】※上位選手及び日本人選手

順位 氏名 記録
平松幸紘(日本食研実業団トライアスロン部) 2時間1分57秒
小林歩(広島大学) 2時間5分36秒
高橋泰夫(岡山県) 2時間9分28秒

【女子レース結果】※上位選手及び日本人選手

順位 氏名 記録
崎本智子(愛媛県) 2時間13分8秒
細川江梨子(愛媛県) 2時間18分44秒
川島えり(日本食研実業団トライアスロン部) 2時間24分49秒

【関連Webサイト】

大会公式HP 
http://www.jtu.or.jp/news/2013/pdf/13ainan_result.pdf
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

【レースリポート】

レースリポート

 午後13時300名を越えるエイジ選手に混じって平松・川島両選手が第一ウエーブでスタートしました。 最初のスイムから、平松選手がエリート男子の実力を発揮し他選手を全く寄せ付けず上がりました。バイクでも周回ごとに後続選手を大きく引き離し、スイムで50秒差を3分近いリードで終わりました。 ランでは周回ごとに応援に応えるほど圧倒した力で走りぬき初優勝、四国選手権優勝・国体代表となりました。

 川島選手も得意のスイムで平松選手を単独で追走しました。全体でも平松選手に次ぐ2番手でバイクへ移りました。しかし、昨年からの膝の故障が影響し必死で難コースに挑みますが順位を落としていきました。22番手まで下がってしまいましたが最後は意地を見せ、総合19位(女子3位)でのゴールとなりました。

 また、レース前にデモンストレーションとして行われた、トヨタ車体の遠藤・谷口選手・福井コーチと弊社石塚選手・佐藤コーチによるスーパートライアスロンは、2500名を越える観衆を圧倒するスピードで非常に盛り上がりました。

《監督 相澤義和》

【平松選手コメント】

 国体の愛媛代表選考会となった今回のレースですが、参加者は主に一般の方々でした。その為、「いかに良いレース内容で優勝出来るか」と言うことを重視しました。 スイムから先行し、起伏の激しいバイクは、高い回転数を意識して脚を使い過ぎないように心掛けました。ランもバイク同様起伏のあるコースでしたので、リズムを崩さないように意識して走りました。 予定通り国体の権利を穫りましたが、あくまでも本番は10月の東京国体です。昨年に引き続き、今年も愛媛が優勝出来るように、今後も練習に励みたいと思います。

【川島選手コメント】

 昨年8月末からの左膝の怪我から、約1年ぶりのレースでした。冬場自分なりに勉強し色々なトレーニングや治療を受け再起に向け努力してきました。3週間前、監督から貧血の疑いを指摘され検査を受けると極度の貧血状態になっている事が分かりました。体の力が入らず得意のスイムでさえも思うように泳げない状態でした。正直、レースは到底不可能で出場しても貧血で途中倒れてしまうのではないか、ゴールしたとしても更に怪我を悪化してしまうのではないか、という不安との戦いが続いていました。そんな時、監督やコーチをはじめ、友人や社員の多く方々からの支え・協力・応援を受けました。 私自身今回のレースで何か変われればという思いに切り替えて奮起し、レース出場を決めました。練習が少しまともに出来たのは約1週間前でしたが出来る限りの事をして挑みました。

 レースでは心配していたスイムで平松さんに次いで2番目で上がることが出来ました。バイク、ランでは練習出来ていない体力面、怪我の状態もありペダルを踏み込みことが出来ません。その中で負担をかけずに効率のよいフォームをすることを考えて走りました。途中からは膝の痛みが再発しましたが、会場に駆けつけた50名を越える社員、沿道の声援に励まされ、ゴールまで辿り着く事が出来ました。結果は3位と国体代表の権利を獲得することは出来ませんでした。今回国体のアベック優勝を期待して下さっていたのに本当に申し訳ありません。しかし、ただ素直にゴール出来た事、競技の場所に戻れた事が何よりも嬉しかったです。

 今はまだ完治しておらず、練習も積めていない状態です。現段階では世界で戦えるレベルではありません。しかしまた一からですが、次は途中で躓いたりしないように積み重ねて、必ず世界で戦って行きます。これからも応援のほど宜しくお願いします。