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RESULT

RESULT 2013年

NTTジャパンカップ第6戦 第19回みやぎ国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会

開催日 2013年07月07日(日)
開催地 宮城県多賀城市七ヶ浜町湊浜海浜公園
コース オリンピックディスタンス(51.5km:スイム1.5km/バイク40km/ラン10km)JITU(日本トライアスロン連合)公認

【男子レース結果】※上位選手及び日本人選手

順位 氏名 記録
細田雄一(徳島県トライアスロン協会) 55:51
田山寛豪(NTT東日本・NTT西日本/流通経済大学職員(茨城) 56:04
古谷純平(ロンドスポーツ・チームブレイブ(学連) 56:59
佐藤治伸(日本食研) 57:14
石塚祥吾(日本食研) 57:27
平松幸紘(日本食研) 57:59

【関連Webサイト】

大会公式HP 
http://www.jtu.or.jp/news/2013/pdf/13shichigahama_elite_result.pdf
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

【レースリポート】

レースリポート

 全出場選手が1分間の黙祷を行い、午前10時45分に54名がスタートしました。スイムでは、ロンドンオリンピック代表の田山選手が単独で後続を10秒以上引き離して上がりました。我がチームでは、石塚選手が16秒差の3番手、平松選手と佐藤コーチは1分以内で156番手で上がりました。

 トランジッション直後は、田山選手の独走を予感させる勢いでしたが、1周回目の折り返しには石塚選手が第1パックを主導し、戻ってきました。平松選手・佐藤コーチも第2パックで落ち着いた様子で1周回目を終えました。 しかし、集団が大きすぎてか?リードを70秒に広げられていました。

 ランでは、細田選手が先頭で飛び足すと、田山選手・谷口選手と第1パックにいた6名が起伏の激しいコースへ挑みました。石塚選手は、様子を見るように後方から追いかけました。2パックでも、平松選手・佐藤コーチを含む15名が80秒に広げられたタイム差を一気に詰めるかのように難コースを駆け抜けていきました。ラン1周回目、石塚選手は4番手で戻ってきましたが勢いがありません。後続の佐藤・福井両コーチ、平松選手が競いながら上手くペースを作っていました。細田選手が一度も先頭を譲らずそのまま優勝、田山選手、古谷選手と続き、4位に佐藤コーチ、5位石塚選手、8位平松選手がフィニッシュを飾りました。上位入賞こそ果たせませんでしたが、出場した3選手が入賞できました。

《監督 相澤義和》

【平松選手コメント】

 復興イベントとしての意味合いが強い今回のレースですが、私にとっては4年前に開放骨折をしてしまったレースでもあり、今回が怪我後初めてのレースでした。その為、否が応でも気合いが入ってしまうところを決して気負い過ぎず、落ち着いてレースする事を心掛けました。

 先週に引き続いての連戦ではありましたが、今シーズンの中では一番レース中の動きは良かったと思います。しかし、結果はまだまだ満足出来るものではないので、2週間後のレースに向けて再調整していこうと思います。

【石塚選手コメント】

 この七ヶ浜大会からスプリントの試合が続くのでここで弾みをつけたいと思っていました。不安だった750mのスイムも頼もしいメンバーと上がれたことでバイクは集団が機能し、大人数の後続集団との差を広げてランに移ることができました。

 バイクコース上に2ヶ所ある坂では前重心になりがちだったダンシングを後ろ重心になるように気をつけて、力ではなくリズムでテンポよく進められたことが練習の成果で収穫と言えます。

 でも呼吸が乱れて、持ち直す前にまた登り坂で最後まで自分のリズムで走れなかったところに力不足を感じました。再来週のアジアカップ舞洲大会に向けて刺激が入ったと思うのでランに重点を置いて調整したいと思います。

【佐藤コーチコメント】

 震災の影響もあり三年振りの大会出場となりました。ランコースが大きく変更し、約10年前の七ヶ浜大会のアップダウンが続くタフなコースに戻り、ジャパンカップを転戦し始めた当時を思い出しました。

 スイムを平松選手と一緒に上がり、バイクで第二集団に追い付いた段階でどう動くか悩みました。平松選手と共に前に追い付きたい気持ちもありましたが、バイクの力のある福井選手が動きを抑えており、また集団のメンバーの力も考えると、先頭で逃げている石塚選手のトップ3入りを期待してバイクでは積極的な動きは控えました。

 約1分20秒差でランに入り、石塚選手はペースがなかなか上がらずに先頭集団での下位争いを展開していました。チームから表彰台を目指さなければと、3位を走る古谷選手を目標にして追いますが、あと 一歩及ばず4位でのフィニッシュとなりました。今後もレースに出場した際は、観戦して頂いた皆様に少しでも感動を与えられるよう最後まで諦めない走りをしたいと思います。