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RESULT

RESULT 2013年

第19回日本トライアスロン選手権

開催日 2013年10月13日(日)
開催地 東京都港区お台場海浜公園特設会場
コース オリンピックディスタンス(スイム1500m/バイク40km/ラン10km)

【男子レース結果】※上位選手と弊社選手

順位 氏名 記録
田山 寛豪(NTT東日本・NTT西日本/流通経済大学職員:茨城) 1:47:59
細田 雄一(森永製菓株式会社:徳島) 1:48:31
下村 幸平(ボーマレーシング:大阪) 1:49:16
5 石塚祥吾(日本食研・愛媛) 1:49:51
16 佐藤治伸(日本食研・愛媛) 1:52:58
19 平松幸紘(日本食研・愛媛) 1:53:29

【関連Webサイト】

http://www.jtu.or.jp/news/2013/pdf/2013Tokyo_result.pdf

実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

【レースリポート】

レースリポート

 午前11時、男子65名が2013年日本の頂点を目指し、スタートを切りました。スイムは、世界でも対等に戦う田山選手が第一ブイ通過直後から飛び出しました。スイムアップ時では他選手を大きく引き離し、バイクへ移りました。石塚選手が28秒差の4番手で上がりました。有力選手や同世代のスイムが得意な選手が続々と続いていました。

 バイク前半、田山選手が独走していましたが、後続10名がハイペースで徐々に差を縮めます。後半に入るとついに吸収され、石塚選手を含む11人の集団でランに移りました。ランでは、細田選手が持ち前のスピードでハイペースで他を引き離します。これに反応できたのは田山選手だけでした。2周回目の手前から、田山選手がリードするとそのまま8回目の優勝となりました。

 石塚選手は、6番手前後を保ちながらの接戦を繰り広げていました。今期、最後の勝負どころの失速が続いていましたが、後半もペースを維持し、初入賞5位のゴールとなりました。平松選手・佐藤コーチは、スイム1周回目まで第2集団後方でレースを展開していました。佐藤選手が単独3パックで上がり、平松選手はそこからも大きく遅れ、バイクは第3集団のとなりした。トップ集団がハイペースの展開に対して差が開くばかりでした。平松選手26位、佐藤コーチが30位からランスタートでした。それぞれ必死に追いかけましたが、佐藤コーチは16位、平松選手は19位のゴールとなりました。

《監督 相澤義和》

【平松選手コメント】

 国体での悔しさを糧に挑んだ日本選手権でしたが、惨敗でした。国体の翌週で連戦ではありましたが、疲労もなく身体の仕上がりは非常に良いと感じていました。

 自信を持って挑んだレースだっただけに、昨年以下の成績になぜこのような結果になってしまったのか、まだ自分の中で検証しきれていません。しかし、結果が全ての世界で戦っている以上は、しっかりと受け止め、来シーズンに向けての準備に気持ちを向けようと思います。

【石塚平松選手コメント】

 国内レースの最大目標である日本選手権で3種目とも調子をピークに合わせることができ、今持てる力は全て出し切れたと思います。しかし、過去最高順位の5位という結果に満足していては、いつまでたっても上位入賞は果たせません。今回、下村選手が3強を崩して、上位入賞を果たしました。次は私自身が上位を目指します。

 更なる成長の為、経験・成績を求めて残り1レースに香港でのアジアカップを出場予定しています。今シーズンの海外レースでは全く見せ場も無いレースとなっています。優勝して来期への弾みをつけるために臨みます。応援、宜しくお願いたします。

【佐藤コーチコメント】

 スイムは第二集団(先頭が抜けた場合は第三集団)に付き、バイクで先頭まで追い上げるレースプランで挑みましたが、2周回目に入る所で遅れ、単独で前集団を追う展開になりました。最初のブイで何とか追い付きましたが、ブイ回りで再び離され、そのまま単独でスイムをフィニッシュしました。第三集団と上位争いから脱落してしまいましたが、多くの方々からご声援を頂けたお陰で、最後まで力を出し切る事ができました。得意のランに関しては粘りの走りができたのではないかと思います。

 スイム、バイクに関しては力不足で、オリンピックディスタンスでは誤魔化しが効かないと痛感致しました。レースから遠ざかり、練習量が減った中で不安はありました。しかし、勝負所で身体が反応してくれ、結果には繋がりませんでしたが、必死に前を追う事ができたのは次のレースに繋がるものと思います。

 今シーズンは長崎のプレ国体と、福島の日本デュアスロン選手権に出場させて頂きます。出られる事への感謝の気持ちを持って、この2レースにしっかりと準備をして目標を達成できるよう取り組んで参ります。ご声援、誠に有難う御座いました。