HOME > 日本食研 実業団トライアスロン部TOP > RESULT > 2013年 > アジアカップ・香港ランタオ大会

RESULT

RESULT 2013年

アジアカップ・香港ランタオ大会

開催日 2013年10月26日(土)
開催地 香港・ランタオ
コース オリンピックディスタンス(スイム1500m/バイク40km/ラン10km)ITU公認

【男子レース結果】※上位選手と日本選手

順位 氏名 記録
Vladimir Tubayevskiy(ロシア) 1:56:03
Tony Moulai(フランス) 1:59:19
Ron Darmon(イスラエル) 1:59:27
6 石塚祥吾(日本食研・日本) 2:00:34
13 遠藤樹(トヨタ車体・日本) 2:03:41
16 梅田祐樹輝(ヘルスマネジメント) 2:07:18

【関連Webサイト】

http://www.triathlon.org/results/result/2013_lantau_itu_triathlon_asian_cup/260151

実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

【レースリポート】

レースリポート

 午前7:00(日本時間午前8時)アジアカップ香港大会が行われました。石塚選手は得意なスイムでトップの遠藤選手に僅かに遅れて3番手で上がりました。しかし、世界でもまれなスイムからランへのトランジッション(900mはありました)で、後続の選手が一気にスイムでのタイムを追いあげ、15人前後の大集団となりました。バイクの乗車も250mほどありスイムでのリードは全く消えていました。

 バイクは大きな集団が牽制しながら周回コースを走ったようです。(規制の為全く見れていません)途中、何度も複数の選手が仕掛けるものの決め手に欠ける展開だったそうです。バイクが動いたのは5周過ぎでした。オーストラリア・香港の2選手が飛び出しました。ランでの勝負を考えて、他の10名以上の選手は追わずに勝負は10kmのクロスカントリーのようなランへと持ち越されました。

 バイクで飛び出した2選手があっという間に捕らえられました。石塚選手はやや遅れ後方からのスタートでした。先頭のロシア・フランスの選手が軽快な走りでどんどん差を広げる中、石塚選手は後方からじわりじわりと順位を上げていました。上位がほぼ決まり、5位以降は最後までわからない状況が続きました。9km過ぎから3人で5位を争いましたが、3秒及ばず6位のゴールとなりました。

《監督 相澤義和》

【石塚平松選手コメント】

 早朝7時のスタートでしたが3月のオセアニアカップ・ムールーラバ大会でも6時台でのスタートを経験しているので無理なく対応できました。

 スイムは先頭から秒差の3位でスイムアップ、バイクトランジットまでは870mもあり、必死に先頭集団に食らい付いてバイクに移りました。アップダウンと折り返しを繰り返すバイクコースで牽制状態でレースが進みましたが、最後の1周で香港とオーストラリアの選手が後続と約40秒差をつけてランに入り、私も二人に続きました。

 ランでは前半で逃げていた2選手を抜かした後、前を走っていた6位集団に追いつきました。5位選手も射程距離に入ってきましたが、その差を詰められないままゴールとなりました。

 直前のコース変更等、アジア特有の大会運営の緩さに苦労した部分もありますがトライアスロン競技では、その中でも平常心を保ってレースしなければなりません。これも経験として捉えてまいります。

 このレースをもって今年のトライアスロンレースはこれで終了になりますが、皆様に支えてもらい何とか無事終えることができ、本当に有難うございました。来シーズンの初戦から良い状態で臨めるよう取り組んで参ります。