RESULT 2014年
第11回日本スプリントトライアスロン選手権大会
開催日 | 2014年07月06日(日) |
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開催地 | 宮城県仙台市七ヶ浜町特設会場 |
コース | スプリントディスタンス(スイム750m / バイク20km / ラン5km)JTU(日本トライアスロン連合)公認 |
【男子レース結果】※上位選手と弊社選手
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | 細田雄一(森永製菓/徳島) | 56:10 |
2 | 石塚祥吾(日本食研ホールディングス/愛媛) | 57:20 |
3 | 前田凌輔(チームトライアアングル/愛知) | 57:34 |
6 | 平松幸紘(日本食研ホールディングス/愛媛) | 58:08 |
【関連Webサイト】
http://www.jtu.or.jp/news/2014/pdf/14shichigahama_elite_result.pdf |
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/ |
【レースリポート】
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世界選手権シリーズで転戦する細田雄一選手をはじめ、ワールドカップ転戦の山本・古谷選手、世界選手権ジュニア・U23代表選考レースも兼ねられており、多くのジュニア選手が出場しました。 午前10時45分、35名の選手が快晴の海へ跳び出しました。スイムは実力通り、細田選手がトップで上がりました。今春の沖縄大会で優勝した前田選手や山本・古谷選手に続き、石塚選手も秒差で上がりました。平松選手は40秒ほど遅れた第二集団で上がりました。 バイク1周回目、先頭集団で落車が起き5人に絞られました。幸い、石塚選手は巻き込まれずにそのまま集団で進めることが出来ました。細田選手を中心にスピードが上がる先頭集団に対して、平松選手の第二集団は、速いペースを維持できる選手不在で詰めることができませんでした。 ランでは前田選手が飛び足し、細田選手が続きました。石塚選手は遅れて最後尾でスタートとなりました。激しい起伏と鋭角に曲がる為、見通しも十分取れない選手泣かせのコースにも関わらず、細田選手は格違いの走力を見せ付けて後続を大きく引き離して2周目に入りました。石塚選手も3位まで上がり、前田選手と競り続けました。これには応援に駆けつけた40名を超える社員応援団も大いに盛り上げました。 細田選手が圧巻の走りで優勝、続いて石塚選手が2位のゴールを果たしました。第二集団のトップでランに入った平松選手でしたが、一人抜かれ6位のゴールとなりました。 《監督 相澤義和》 |
【平松選手コメント】
2週間前に行われたレース以降、質を求める練習が出来ない状態にあったため、一度完全にリセットしてこのレースに挑みました。結果は6位となりましたが、内容に満足のいく6位という訳ではありませんでした。 スイムで出遅れる展開を打破すべく挑んだ今回も前回ほど失速する感じではなかったものの、やはり第2集団となってしまいました。バイクでは集団が10人以上いましたが、全員が「前との差を詰める」という意識での走りになっていなかった為、落車等で少人数となった先頭集団とは、逆に差を広げられてしまいました。ランはインソールの種類を変更するなどして、前回よりは走れている時の感覚に少し近づいた気がしますが、最後にもう一段階ペースを上げる事が出来ず、結果的には5位争いに負けての6位となりました。 レース当日に向けての仕上げ方は、微調整を繰り返す事で光が見え始めた感じがしますが、納得のいく結果に繋げられる所までには至っていないので、来週のレースでは今回より更に良い方向に持っていけるようにしたいと思います。 |
【石塚選手コメント】
2週間前のアジアカップ蒲郡大会ではスイムの遅れから全く勝負に絡む事が出来ず、情けない結果に終わっていました。レース後にしっかりと振り返り、ウオーミングアップに原因があったことや、レース前のアップでは600m以上泳いだ上にダッシュから飛び込みの確認までを入念に繰り返しスタートを待ちました。 スタート直後は単独で抜け出せなかったものの、5人程で横並びになっている先頭のすぐ後ろに構え、ばらけた時の僅かな隙間から徐々に順位を上げていきました。残り300m位から上陸までは先頭から7人が団子状態で、そのまま離されずにバイク移りました。 バイクに入ってからは7人の先頭集団の状態が続きました。1周目の折り返し手前、2人の選手が落車した事によりローテーションの頻度も増えて苦しい展開になりました。しかし、後続集団とすれ違う場所で差を確認すると10人以上いる第2集団から詰められている感じはなく、気持ち的に少し楽になれました。 ランはトランジットでシューズを履くのにかなりのタイムロスをし、集団の最後尾でのスタートになってしまいました。ここ数試合続いているので紐を通す位置を変えるなどして対応したいと思います。アップダウンの激しいコースの中で、特に周回の折り返してからの傾斜のある坂は腰が落ちないよう目線を高く、大きく腕を振る事を強く意識しました。2周目に入る前に2位に上がり、その順位をキープして2位でゴールしました。優勝の細田選手との格段の差はしっかり受け止め、今後の強化の目標にしていきます。 蒲郡の失敗から今回のレースで改めて国内の試合でも先頭集団にいない限り、先頭争いには絡めないというのが分かったレースになりました。来週のアジアカップ大阪大会も表彰台を目標に、良い形で前半戦を締めたいと思います。 |