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RESULT

RESULT 2014年

2014 JTU アジアカップシンガポール大会

開催日 2014年08月16日(土)
開催地 シンガポール イーストコーストパーク特設会場
コース オリンピックディスタンス (スイム1.5km / バイク36.48km / ラン10km) ITU(国際トライアスロン連合)公認

【男子レース結果】※上位選手と弊社選手

順位 氏名 記録
Courtney Atkinson(AUS) 1:49:52
Drew Box(AUS) 1:50:10
Zheng Xu(CHN) 1:52:05
古谷純平(三井住友海上) 1:53:20
15 石塚祥吾(日本食研ホールディングス) 1:56:58
18 青木一磨(東京ヴェルディ) 1:58:13
19 梅田祐輝(サンクスアイ) 1:58:49

【関連Webサイト】

http://www.triathlon.org/results/result/2014_singapore_astc_triathlon_asian_cup/266252

実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

【レースリポート】

レースリポート

 心配した天候が回復し、午前11時に51人の選手がスタートしました。石塚選手は第一ブイまで集団をリードしているように見えました。1周目、香港の選手が単独抜け出し、5秒ほど遅れて古谷・石塚・青木の3選手を含め10人前後の集団が2周目に向かいました。スイムアップ時は香港選手のリードは変わらなかったもののトランジッションで吸収され12名程度の集団でバイクを形成、レースを主導していきました。

 それぞれの選手が高温多湿でのランに備えてなのかわかりませんが、バイクペースはそれほど速くなく、後続集団からも一気に詰めるような様子はありませんでした。そのためこのままの状態でバイクが終了すると思い込んでいました。しかし、3週目の周回時には石塚選手の姿が集団から消えていました。何らかのアクシデントがあったようでハンドルが平衡を保てず右側が大きく下がった状態で目の前を通過していきました。

 その後もバイクコントロールが難しい状態になりながらも懸命に追走しますが、集団とのタイム差は広がるばかりでした。後続集団にも踏みとどまれず4分近いタイム差を追いかけランに移りました。ラン前半、先頭集団が若干けん制しているように見えましたが、2.5km以降からオーストラリアの2選手の軽やかなリズムが鈍る様子もありません。次々と遅れる選手が出てきました。

 石塚選手は終始大きな崩れもなく走り切りましたが、バイクでのアクシデントでロスした時間は大きすぎました。順位を15番まで上げましたが、悔しいゴールとなってしまいました。

《監督 相澤義和》

【石塚選手コメント】

 この試合に向けてチーム合宿(士別)U23ナショナル強化合宿(長野)を怪我なく消化し十分な準備をして望みました。しかしバイクトラブルで15位になり、自らの手でチャンスを潰してしまいました。

 スイムは1周目終了時から一人抜け出した香港選手を約5秒差で追う10名前後の先頭集団に入り、トランジットまでその位置をキープしてバイクへ入りました。バイクコースは海沿いの公園内の道幅が狭くローラースケートや自転車専用道路で行われ、アップダウンは無いものの、1周につき5回程大きな段差がありました。試合前日に締め過ぎていると感じて調整を加えたステム周りのネジの締め具合が1周目から段差を越えるたびに少しずつ緩んでしまいハンドルが真っ直ぐな状態を保てなくなっていきました。なんとかその状況で踏ん張りましたが制御することも難しくなったため、バイクを止め曲がるハンドルを直す状況を繰り返してしまいました。

 結局、最終周には第3集団まで後退しバイクを終えてしまいました。公園内でランコースの半分以上は日陰がある中でもアジア特有の湿気があり、火照った体を冷やそうとエイドで毎回水をかけて走り続けました。バイク終了時から5人くらいは抜いてゴールしましたが、ゴール後はイスタパ大会に続き、再びバイクでのトラブルでレースを壊してしまった事に対する自分の苛立ちの気持ちしか沸いてきませんでした。

 大会参加に向けてご尽力してくださった多くの人の苦労を台無しにしてしまう結果で大変申し訳ございません。このような結果でも自分の為、応援してくださる皆さんの為にも諦めず挑戦し続けたいと思います。今後とも応援宜しくお願い致します。