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RESULT

RESULT 2014年

2014 JTU アジアカップ村上大会

開催日 2014年09月28日(日)
開催地 新潟県村上市瀬波温泉海岸特設会場
コース スタンダードディスタンス(スイム1.5km / バイク40km / ラン10km) ITU(国際トライアスロン連合)公認

【男子レース結果】※上位選手と弊社選手

順位 氏名 記録
ローレンス・ファノス(ヨルダン) 1:44:51
古谷純平(三井住友海上/東京) 1:45:15
谷口白羽(トヨタ車体/愛知) 1:45:51
平松幸紘(日本食研/愛媛) 1:48:06
石塚祥吾(日本食研/愛媛) 1:48:13

【関連Webサイト】

http://www.jtu.or.jp/race/japancup/2014/index.html

実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

【レースリポート】

レースリポート

 爽やかな秋晴れの下、午前9時20分68名の選手がスタートしました。最初のスイムでは古谷・山本選手らがトップ集団を形成しレースを主導しました。スイムが得意な石塚はやや遅れ集団後方、平松もギリギリ第2集団に留まる位置でスイムを終了してしまいました。

 バイクはスタート直後の急激な上り坂、その後の緩やかに下る直線で大きく集団が分かれるため、石塚は先頭集団を必死で追いかけました。しかし、それ以上に先頭集団の展開が速く岩崎海岸を下る頃には追えない距離となっていました。バイク中盤、後続の平松を含む集団が追い着くと共に第2集団の追走となりました。先頭集団のハイペースは、最後まで落ちないまま3分ものリードを広げ7人が集団を形成しランへ移りました。

 

 平松・石塚両選手は15人の第2集団のままランに移りました。日本国内レースで3勝するジェシー選手が一人抜け出し、続いて平松・石塚選手が力を振り絞りながら追走しました。先頭集団からアジア大会代表のローレンス選手が抜け出し優勝を飾り、世界選手権GF代表で若手の古谷・谷口選手が続きました。平松・石塚は先頭集団から遅れる選手をかわしながら順位を少し上げて7・8位のゴールとなりました。

《監督 相澤義和》

【平松選手コメント】

 シーズン前半戦の惨敗を払拭すべく、夏場の強化合宿期間で自分なりに課題克服に努め、シーズン後半戦最初となる今大会に挑みました。結果は目標が6位入賞に対して7位でした。

 スイムは、中盤から大きく失速して第2集団にも入れないという前半戦のような酷い内容ではなく、先頭集団からジワジワ離されてはしまいましたが、第2集団で上がる事が出来ました。バイクでは少人数にバラけた前の選手を吸収しながら先頭集団を追いかけましたが、力及ばず逆に大きく差をつけられてしまいました。ランは入りから呼吸は苦しかったですが、脚は動いている方だったので、全力で突っ込み後はひたすら耐える走りをしました。

 夏場に取り組んだ成果が、ある程度は発揮出来たと感じるレースではあったものの、二週間後の国体で優勝を目標にしている以上、このレース内容ではまだまだ修正していかないといけない部分は多いです。やるべき事を明確にして、残りの二週間で出来る最大限の取り組みを行い、国体を迎えたいと思います。

【石塚選手コメント】

 村上大会に向けてスタートからの飛び出し、泳速を上げる目的でピッチ主体の泳ぎからキックを増やしてピッチを減らす泳ぎに移行してきました。スタート後はバトルの中から一つずつ順位を上げていく展開でした。この泳ぎから左手を速く入水させ、2ビートのキックをさらに強く打ち込む意識を崩さないようにし続けました。しかしスイムの位置が前後を囲まれた状態となってしまった為にリズムが取りづらくスイムアップは先頭と第2集団の間となってしまいました。

 バイクスタート直後、先頭集団の約8名がローテーションを始まる前に追い付こうと5名第2集団を形成し追いかけましたが徐々に開いていきました。15k地点で後続と合流し約15名の集団でローテーションを促しましたがバイク終了時には3分の差がありました。

 ランはフィートビー選手、平松選手に続き先頭集団から落ちてきた選手を懸命に追いかけました。走り自体は今シーズンの中で一番感覚が良く、上半身と下半身の連動がスムーズにいったと思います。平松選手からアドバイスを貰い、腕を振り切る前に反対の足を骨盤から持ってくるイメージを練習で取り組んできましたのが結び付き始めた手応えを掴むことが出来ました。

 バイクの出だしから先頭集団に入れなかった事は大きな反省点でありますがランの改善もつかめたため課題も収穫があった試合内容でした。残りの試合は1か月後に控える日本選手権です。今回の課題修正と得た部分をしっかりと身につけ目標とする3位以内でシーズンを締めくくりたいと思います。