RESULT 2014年
第20回日本トライアスロン選手権(東京港大会)
開催日 | 2014年10月26日(日)午前11時00分 |
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開催地 | 東京都お台場海浜公園特設会場 |
コース | スタンダードディスタンス(スイム 1500m / バイク 40km / ラン 10km) |
【男子レース結果】※上位選手と弊社選手
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | 田山寛豪(NTT東日本・NTT西日本/流通経済大学職員/茨城) | 1:48:43 |
2 | 細田雄一(森永製菓/徳島) | 1:49:28 |
3 | 谷口白羽(トヨタ車体/愛知) | 1:49:31 | 4 | 椿浩平(宇都宮村上塾/栃木) | 1:49:40 |
5 | 石塚祥吾(日本食研/愛媛) | 1:50:48 |
6 | 青木一磨(東京ヴェルディ/神奈川) | 1:52:10 |
15 | 平松幸紘(日本食研/愛媛) | 1:54:00 |
【関連Webサイト】
公式サイト http://www.jtu.or.jp/news/2014/pdf/14nationalchampionships_result.pdf |
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/ |
【レースリポート】
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第20回、トライアスロン日本選手権がお台場海浜公園で行われました。直前の女子は、佐藤優香選手が上田藍選手の連覇を阻み初優勝を飾りました。男子でも田山選手の連覇?細田選手の奪回?女子同様にニューフェースの誕生か?と期待が集まりました。 スイムは古谷選手が積極的にレースを主導し、縦一列でハイペースで進みました。1周目最後のブイを過ぎると田山選手が抜け出し5秒程度のリードを広げていました。遠藤選手・谷口選手のトヨタ車体勢が続き、石塚選手も10番手くらいの第一集団後方で追いかけていました。平松選手も第2集団後方の前が追える位置で上がってきました。田山選手はリードを10秒前後に広げスイムを上がり、9人が第2位集団形成し追走しました。そして、37秒後の13番目に石塚選手、平松選手は2分離され37番目と大きく出遅れてバイクに移りました。 バイクは、スタート直後から田山・細田・谷口選手がハイペースで展開しました。石塚選手は第2集団まで順位を上げましたが、集団のペースがなかなか上がりません。同様に平松選手も第4集団を牽引しますがやはり差を縮めることは出来ませんでした。田山・細田・谷口選手が一歩も譲らず1分30秒ものリードを広げランへ移りました。第2集団からは椿選手が抜け出し、続いて石塚選手が追走しました。平松選手も第4集団から追走しました。 その後、石塚選手は5番手をキープし5位でのゴールを果たしました。平松選手は25番手から順位を上げ15位のゴールとなりました。 《監督 相澤義和》 |
【平松選手コメント】
国体の失態を挽回すべく挑んだ日本選手権でしたが、結果は15位となりました。今年は国体優勝に標準を合わせていた為、目標を達成出来なかったという精神的ダメージから、いかに早く回復出来るかがポイントでした。実際には予想より早く回復し、良い状態でレース当日を迎える事が出来ました。 また、もう一つの不安要素だった低水温への対応も、夏の終わりあたりから対策に取り組み、スタートしてからは水の冷たさを全く感じなかったので、万全の状態でレースに挑めていると思いました。 しかし、スイムの二周目で離れてはいけない前の集団から離されてしまい、今年の悪い展開に今回もなってしまいました。自分が出来る最大限の準備をして、スタート直後の動きにも問題が無いと感じた事を考えると、これが今の実力だと理解するしかありません。 今シーズンのトライアスロンレースはこれで全て終了しました。昨年同様、課題克服に向けて努力してきましたが、その成果をレースで発揮する事が出来ませんでした。今の自分がいる環境を考えれば、結果を残せないはずがありません。それが出来ないということは、自分に何かが足りないのだと思います。もう一度、自分がなぜトライアスロンを続けているのかを考え、同じ失敗をこれ以上繰り返さないようにオフトレーニングをしっかりやっていこうと思います。 今年もご声援、誠にありがとうございました。 |
【石塚選手コメント】
今シーズンの最終戦として今季一番のコンディションでスタートラインに立つことが出来たと思います。 スイムは1周目終了時点で先頭から約20秒差で10名前後固まった状態でした。そこからの2周目は持ち味のペースアップで確実に先頭集団からのバイクスタートを狙いましたが2周目で逆に差を広げられてしまい約40秒差でバイクへ移りました。 バイクは3名の第3集団でスタートからほとんど単独で追いかけて2周目で第2集団を吸収しました。10名前後になりましたがコーナーの技術や第2集団で満足する選手と前を追いたい選手の意志統一が図れずローテーションも安定しませんでした。実質、約5名で集団を回して時折後ろで足を溜めていた選手がローテーションに入るので回すタイミングが掴みにくいと感じました。バイク終了時には3名の先頭と90秒にまで広げられ最後のランへ。 課題としている後半にかけてのペースダウンも改善しつつあるので3位に入るために一周目から早いペースで入りました。残り3周も耐えられるぎりぎりのスピードで押していきましたが前を走る選手達との差は中々縮まらず5位でのゴールになりました。 年間通しての集大成がこの結果であり、コンディションに関しても万全の状態だったので完全な実力不足です。辛く長いシーズンでも見放さずに応援していただき感謝の気持ちで一杯です。単に駄目なシーズンと捉えるのではなく、これを真摯に受け止めて結果を出せなかったのは何に原因があるのかを洗い出して来期の飛躍に結びつけたいと思います。 |