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RESULT

RESULT 2014年

第14回日本デュアスロン選手権(福島大会)

開催日 2014年11月8日(日)午前11時05分
開催地 福島県あづま総合運動公園特設コース
コース ラン10km / バイク40km / ラン5km

【男子レース結果】※上位選手と弊社選手

順位 氏名 記録
平松幸紘(日本食研/愛媛) 02:00:18
深浦 祐哉(ハリアーズ・新宿パークホテル/東京) 02:00:23
末岡 瞭(チームケンズ京都/京都) 02:00:30
10 石塚祥吾(日本食研/愛媛) 2:04:44

【関連Webサイト】

公式記録 http://www.jtu.or.jp/news/2014/pdf/14fukushima_d_championship_result.pdf

日本食研実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

【レースリポート】

レースリポート

 東日本大震災復興支援レースとして第14回日本デュアスロン選手権が行われました。昨年同様に雨の心配をしながらスタートとなりました。

 第1ラン、4キロ過ぎで石塚選手が遅れ、6km前後で平松選手も遅れてしまいました。ラン終了時では50秒前後の差、第2集団で平松選手がバイクをスタートさせ、石塚選手も10秒差で追いました。しかし、石塚選手は直後にチェーンが外れるアクシデントで遅れてしまいました。

 先頭集団のデュアスロン選手が上手くレースを主導するも平松選手も最初から全力で追いかけていました。第3集団から古谷選手が追いつくと、ここからハイペースで第2集団の追走が始まり、6周目でとうとう先頭集団を吸収しました。牽制が入りながらも、大きな集団で第2ランをスタートしました。

 そして、デュアスロン第1人者・深浦選手、若手の末岡選手と平松選手に絞られて、ラン後半に入りました。3kmを過ぎて末岡選手が遅れるといよいよマッチレースとなりました。そして最後のホームストレートで平松が懇親のスパート!見事、初優勝を飾りました。石塚選手は、アクシデントが響き、懸命に追いかけましたが及ばす10位のゴールとなりました。

《監督 相澤義和》

【平松選手コメント】

 長崎国体、日本選手権の惨敗で後がない状況の中、「3位表彰台」を目標に挑んだ今回の日本デュアスロン選手権でしたが、優勝する事が出来ました。

 今回、初めてラン10k・バイク40k・ラン5kという距離のデュアスロンに参加し、いかに10kを良い位置で走った後に40kのバイクを走れるかという事にポイントを置いていました。第1ランの中盤から明らかに自分にとってはオーバーペースになってきていたので、先頭集団から離される事は悔しかったですが、無理についていかずに自分の走りに徹しました。

 バイクに移った時点で50秒以上の差がついていましたが、トライアスロンで活躍する有力若手選手の力にも助けられ、バイクの後半に入ったぐらいで先頭集団に追いつくことが出来ました。バイク中に序盤から脚が何度も攣りかけていたので、第2ランでしっかり走れるか心配していましたが、走り始めると何とか耐えられている状態だったので、得意の気持ちで体を動かすパターンで脚を前に運びました。

 終盤、優勝候補の選手が前に出てきた時に、絶対にラストスプリント勝負に持ち込んで、あとは自分の精神力に賭けようと思いました。そして、今回はその賭けに勝つことが出来ました。あくまでも本職はトライアスロンなので、この結果で得た自信をスイムの強化に繋げて、来シーズンのトライアスロンレースで結果を残せるように頑張りたいと思います。

【石塚選手コメント】

 トライアスロンのシーズン終了と共に気持ちを切り替え、来期に向けた練習を再開した中でこのレースを迎えました。

 第1ランでは4k地点辺りで先頭から離れてしまい、そこから5人程の第3集団でレースを進め、約70秒差でバイクに移りました。急激なペースアップの前に離れてしまったので練習再開と同時に本数を増やしたダッシュ練習を真剣に継続しなければと痛感しました。

 第1ランからトランジットを出て、バイクシューズに足を置いて漕ぎ始めるタイミングでチェーンが外れ30秒近いタイムロスをして集団を逃してしまいました。6周目までは前から落ちてきた選手を拾っては引き離してを繰り返して、殆ど2人で走る苦しい展開になりました。残り2周は単独になり、後ろから10名近い集団が差を詰めて来ていましたが、ここまで来て後続を待つ選択肢は全くなく、先頭から約4分差の10位で最後の第2ランに入りました。

 第2ランは前後に選手が見えない状態に加えてバイクで足を使っている為、力まないようにリズム重視で走り続けました。1人も抜かす事は出来ませんでしたが、最後まで諦めずに攻めたレースが出来たと思います。

 故郷でのレースをする機会を頂きましたが結果に繋げられず申し訳ありません。今回は平松先輩が優勝して頂いたので2週間後の東海ステージでは私が結果を出して、良い流れをさらに強いものにしたいと思います。