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RESULT

RESULT 2015年

第4回愛南町いやしの郷 トライアスロン大会

開催日 2015年06月06日(土) 午後1時00分
開催地 愛媛県南宇和郡愛南町西海特設会場
コース スイム1.5m/バイク40km/ラン10km

【男子レース結果】※上位選手と弊社選手

順位 氏名 記録
石塚祥吾(愛媛) 2:00:00
小林大哲(愛媛) 2:01:25
平松幸紘(愛媛) 2:02:17
4 北条優治(香川) 2:08:54
5 小林渉(広島) 2:10:20
6 渡邉浩司(愛媛) 2:10:57

【関連Webサイト】

公式リザルト:http://www.jtu.or.jp/results/2015/15ainan_result.pdf

実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

【レースリポート】

レースリポート

 前日の台風を思わせるような強い風雨から一転し、雲ひとつ無い絶好の気象下、午後1時350人のトライアスリートが3つのウェーブに分かれてスタートしました。

 弊社所属の3選手は、右側折り返しブイ最短距離に構えレースを展開しました。スイム1周目から石塚選手が抜け出し、秒差で新人の小林選手、やや遅れましたが平松選手が順当に2周目に入りました。

 石塚選手が小林選手に30秒、平松選手には50秒ほどのにリードを広げ、スイムを上がり素早くとトランジッションを処理しバイクコースに挑みました。小林選手は経験も少ないためか、トランジッションでもたつき平松選手にやや詰めらながらバイクをスタートさせました。

 バイクでは、小林選手が1周目終わり際に機材トラブルとなり3番手に下がりました。それ以降は石塚選手が終始安定た速度を保ち、周回毎に僅かにリードを広げながらランへ移りました。

 1分を超えるリードもあり、石塚が平松選手やランが得意な小林選手からも猛追されることなく、初優勝を飾りました。小林選手はバイクで3番手に落としたもののランでは平松選手を抜き2位、平松選手は3位でのゴールとなりました。

《監督 相澤義和》

【平松選手コメント】

 3連覇を目指して挑んだ今年の愛南大会でしたが、結果は3位となりました。昨年のようなに体調に問題があった訳でも無く、スイムで最初の折り返しをトップで折り返せたので、調子は悪くないかと思ったのですが、そこから思うように身体が動かなくなってきました。バイクやランに移ってからも状況に変化は無く、不甲斐ないレース内容となりました。

 今年も私の優勝を期待して下さっていた方々もいらっしゃったので、そのご期待に応えられなかった自分に対して情けない気持ちで一杯です。

 この悔しさはレースでしかはらせないので、次のレースに向けて切り替えようと思います。

【石塚選手コメント】

 今年もレースプランは変えず、スイムでリードを作り、そのアドバンテージをバイクとランで使って逃げ切る作戦でした。
スイムは第1ブイを抜けた後に先頭に出てからは普段のプール練習でも注意している入水の角度や頭の位置にも気を付けました。
バイクは昨年、上り坂で重いギアを踏みすぎてランに繋げられなかったので2枚軽いギアを使用し、回転数重視で行きました。経験を活かし、後続との差も広げられたのを確認できた時は精神的にもだいぶ楽になりました。

 ランに関してトンネルまでの上りが向かい風というのもあり、そこで一気に差が詰まらないようにその部分だけは特に意識して腕を振りました。

 バイクでもリードを作れたのは正直驚きましたが、そのおかげで描いた通りのレースプランで優勝が出来て嬉しく思います。また会社の方が自分の事のように喜んで下さり、少しばかりですが会社の役に立てた事を実感できました。私としてはレースでの優勝自体、久しぶりですがこれに一喜一憂するつもりはなく、控えているアジアカップで結果を出す事に切り替えていきます。

【小林選手コメント】

 今回が初の51.5kmとなりました。愛南町のコースがほぼアップダウンしかなく、距離的にも不安がありましたが、どうにかランニングまでしっかりと繋げることができ、ほっとしております。

 スイムが思ったよりも良いタイムとポジションで上がることができたのですが、追いつこうと焦ってしまい、トランジションでの不手際や1周目でのバイクトラブル、さらには私自身もあまり記憶がありませんが、バイクからランへのトランジションの際にヘルメットストラップが先にはずれたためのペナルティなど数々のミスを犯しました。ランで挽回を目指したものの、それまでのロスが大きく響き、優勝には遠く及びませんでした。

 今回のレースは力の差以上に、技術的な面で大きな課題を残しました。エリートレースでは1つのミスが命取りになります。ですがプラスに考えれば、アジアカップ蒲郡大会の前に今回のようなミスを経験しておいて良かったのかもしれません。

 惨敗であった豊崎大会から比べて、少しずつ力は付いてきたと感じています。今回のミスを確実にクリアし、力を付け、今後のレースに臨んで参ります。