RESULT 2015年
ITUアジアカップ蒲郡大会
開催日 | 2015年06月21日(土) 午後0時45分 |
---|---|
開催地 | 愛知県蒲郡市 |
コース | オリンピックディスタンス(スイム1.5km/バイク40km/ラン10km) ITU(国際トライアスロン連合)公認 |
【男子レース結果】※上位選手と弊社選手
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | 古谷純平(三井住友海上/東京) | 1:48:19 |
2 | 田山寛豪(NTT東日本・NTT西日本/流通経済大学職員/茨城) | 1:49:04 |
3 | 山本良介(山梨県トライアスロン連合/山梨) | 1:49:19 |
4 | 石塚祥吾(日本食研実業団トライアスロン部/愛媛) | 1:49:33 |
10 | 平松幸紘(日本食研実業団トライアスロン部/愛媛) | 1:51:48 |
20 | 小林大哲(日本食研実業団トライアスロン部/愛媛) | 1:55:11 |
【関連Webサイト】
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/ |
【レースリポート】
![]() |
午前中の強い雨が止み、涼しさも感じる曇りの好コンデションの中、海外から3名・国内35名の38名が一斉にスタートしました。スイム1周目中盤からアジア選手権日本代表の田山・古谷選手がややリードし、それを追う集団に石塚選手、二つ後ろの集団に平松選手、小林はやや遅れた集団でした。 2周目に入ると石塚選手含む後続集団が追いつき、8人でバイクに移りました。平松選手は25秒遅れ、小林選手は更に30秒遅れてしまい、厳しい状況でそれぞれバイクに移りました。 先頭集団の激しいペースの変動とレース前の雨による滑りやすい路面で脱落・落者がどの集団でも起きるほど、瞬発力と技術の問われるレースが終始繰り広げられ、多くの観衆が魅了されていました。 石塚選手は5人の先頭集団に残り、ランへ移りました。スタート直後は5番目でしたが、前半に前田選手を捕らえ、後半でも谷口選手を抜く力走を見せてくれました。 最後にベテランの山本選手に抜かれてしまい表彰台を逃してしまいましたが、久しぶりに声が嗄れるほどの彼の名前を叫べたレースでした。 平松選手は、バイクからランを上手く纏めました。焦らず、後続集団から外国選手の背後に距離を保ち、ペースダウンする選手を次々と交わして10位でゴールしました。 小林選手は、スイムの出遅れとバイクへのトランジッションでミス、路面の悪条件とペースの変動にバイクでも順位を落としてしまいました。 ランこそラップを取る記録でしたが全く勝負に絡めず、苦く厳しいアジアカップとなってしまいました。 《監督 相澤義和》 |
【平松選手コメント】
まず、8位目標を掲げて挑んだ今回のレースでしたが、10位となりました。今季、これまでのレース内容は散々たる結果で、何をどうすればこの状況を打破出来るのか、自分でもわからなくなってきていました。 中でも、「スイム強化」という部分だけは、どんな状況であってもやっている事がレースに繋がると信じて取り組み続けました。そして、今回は敢えて「スイム序盤は頑張り過ぎない」という事をポイントにしてスタートしました。 練習での取り組みや、このポイントにしていた事が上手くスイムの結果に繋がったかは微妙ですが、これまでよりは前の位置で上がる事は出来ました。 バイクは序盤で2、3人の少人数で前を追うしかないと判断し、ランで最後まで脚が保たない事を覚悟してペダルを踏み回しました。余裕が全く無い状態からのランでしたが、走り出しから予想より脚が動いていました。それでも、いつ脚が止まってもおかしくない状況に変わりはなかったので、とにかく耐える走りを徹底して前の選手を抜きゴールを目指しました。 結果は目標には届きませんでしたが、出場メンバーや後退が続いた最近の状況を考えると、ようやく方向転換して前進し始めた感じはするので、今後の連戦に向けて頑張ろうと思えるレースでした。 |
【石塚選手コメント】
今回はスイムで先頭が見える位置で上がれた事がレースの展開を左右したと思います。バイク1周目終了間近に先頭集団に追い付きましたが、ローテーションに加わるだけで精一杯で、後半は最後尾に付くだけで集団のスピードアップには貢献出来ていたとは言えない状態でした。 そのような中で、約1分の後続差を使い切って上位を確保したかったのですが追い付かれて4位となりました。 試合前から全体的に調子の良さを感じていたので、いつもより自信を持って臨みました。特に調子の良かったスイムをレースに繋げられた反面、バイクからは順位以上に実力差を痛感するレース内容でした。今後もスイムで出遅れない事を前提にして、バイクとランも強化して参ります。 |
【小林選手コメント】
今回が二度目のスタンダードディスタンスとなりました。結果は20位とまたしても目標に届きませんでした。 スイムは感覚としては悪くはありませんでしたが、終わってみると大きく出遅れてしまい、バイクでは中盤から下半身に上手く力が入らず思うようにスピードに乗れませんでした。 ランは辛うじてトップタイムでしたが勝負できる位置ではなかったため、誇れるものではありません。まだまだ力不足です。 U23選考会は非常に厳しい状態で臨むことになりますが、最後まで諦めずに臨んで参ります。今後とも宜しくお願い致します。 |