RESULT 2015年
ITUアジアカップ村上大会
開催日 | 2015年9月20日(日) 午前09時20分 |
---|---|
開催地 | 新潟県村上市 |
コース | オリンピックディスタンス(スイム1.5km/バイク40km/ラン10km) |
【男子レース結果】※上位選手と弊社選手
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | ヘオ・ミンホ(韓国) | 1:46:03 |
2 | キム・ジハン(韓国) | 1:46:35 |
3 | 田山寛豪(NTT東日本・NTT西日本/流通経済大学職員/茨城) | 1:47:11 |
7 | 石塚祥吾(日本食研/愛媛) | 1:48:15 |
17 | 平松幸紘(日本食研/愛媛) | 1:52:40 |
【関連Webサイト】
公式リザルト:http://www.jtu.or.jp/results/2015/15murakami_elite_results.pdf |
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/ |
【レースリポート】
![]() |
韓国からの有力選手と、実力が未知数な若手海外選手中心の合計10名の海外選手 と、日本選手64名の合計74名がスタートラインに並びました。 スイムは瀬波温泉海岸を海岸沿いを平行に350Mを往復し一旦上陸する2周回のコースで、海上は前日からの荒れがまだ残っていました。波はテトラポットで概ね打ち消されていましたが、途中テトラポットとテトラポットの空いている箇所ではかなりの波と流れがありました。スイムを得意とする田山選手が前半から積極的に引っ張り、そこに石塚選手を含む日本勢7名、韓国勢3名の計10名が抜きん出てバイクへと移りました。1名脱落し9名となった先頭集団は後続を離す目的をはっきりと持ってペースを上げ、片道20kmの平坦基調の往復コースでどんどん加速し差を広げていく事に成功しました。逆にペースの上がらない第2集団は第3集団に吸収され、吸収後も先頭集団との差を詰める事が出来ずに離され、先頭から約3分20秒差でランへと移りました。平松選手はスイムで大きく遅れ第4集団での上陸となり、バイクを終了しランに入った時には先頭から4分40秒の差を付けられてしまい、上位を狙うには非常に厳しい展開となってしまいました。 ランは瀬波温泉海岸から市街地に向かいゴール付近を通過後に周回を重ねるコースで、最初にゴール付近の周回エリアに表れたのは韓国選手の2名でした。少し間を開けて田山選手、そこから明治大学の渡部選手と石塚選手が大差なく続き、表彰台も十分に狙える位置で期待も高まりました。しかし、その位置から粘る事が出来ずに後続選手2名にも抜かれて石塚選手は7位でのフィニッシュとなりました。平松選手は集団内からはランで上位に付けましたが、スイムの出遅れが響き17位でのフィニッシュとなりました。 《コーチ 佐藤治伸》 |
【石塚選手コメント】
アジアカップ蒲郡大会から間隔は開きましたが、夏場の合宿で試合を想定した練習をしていたので3種目通してレース勘が鈍っているとは感じませんでした。昨年出遅れたスイムはほとんど差の無い位置で上がり、バイクでは約10名の先頭集団になり、後続集団とのタイム差を広げるペースでもあまり苦しさもありませんでした。ランも2kまでは良い位置で走れていたので、そこからの落ち幅が酷かったです。7位で日本選手権に向けて弾みをつける結果とはなりませんでしたが気持ちを切らさず、ランを中心に仕上げていきたいと思います。 |
【平松選手コメント】
今シーズン後半戦の初戦となった今回のレースでしたが、17位という結果に終わりました。2ヵ月以上も考えられないほどスイムの調子が良くない状態が続いたのは初めてだったので、不安が無かったと言えば嘘になりますが、レースに出る以上は「練習で悪くても、レースで良ければ問題ない」というプラス思考に切り替えてこのレースに挑みました。 スイム1周目終了時は20位前後で通過するも、2周目に入った直後からは訳がわからなくなるほどズルズル後退してしまい、結局44位でスイムを終了しました。これが全ての敗因となり、バイク・ランは前から落ちてくる選手をパスするだけの展開となり、最終的に17位でのゴールとなりました。先頭とのタイム差がありすぎてITUポイントも獲得出来ず、レース内容も中途半端極まりないものとなり、本当に情けなく思います。3週間後には今シーズン最重要レースとなる日本選手権が控えているので、スイム強化を諦めずに、この短い期間でも出来る事を厳選して、短期集中で取り組んでいこうと考えております。 |