RESULT 2015年
第21日本トライアスロン選手権東京港大会
開催日 | 2015年10月11日(日) 午前11時00分 |
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開催地 | 東京都港区台場・お台場海浜公園特設会場 |
コース | オリンピックディスタンス(スイム1.5km/バイク40km/ラン10km) |
【男子レース結果】※上位選手と弊社選手
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | 古谷純平 (三井住友海上/東京) | 01:49:49 |
2 | 細田雄一(博慈会/千葉) | 01:50:23 |
3 | 椿浩平(三井住友海上/東京) | 01:50:55 |
7 | 石塚祥吾(日本食研/愛媛) | 01:52:07 |
13 | 平松幸紘(日本食研/愛媛) | 01:53:52 |
19 | 小林大哲(日本食研/愛媛) | 01:55:07 |
【関連Webサイト】
公式リザルト:http://www.jtu.or.jp/results/2015/15nationalchampionships_result.pdf |
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/ |
【レースリポート】
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午前11時、小雨がぱらつく中62名の選手がスタートしました。第一ブイまで大きく遅れる選手もなく、田山選手・古谷選手が先頭で進みました。 1周目、最初に上がったのは10回目の優勝に挑む田山選手でした。遅れること10秒余りで古谷選手が続き、我チームからは石塚選手が6番目で同じ集団で上がりました。スイムが苦手な平松選手も40秒遅れた集団後方、小林選手も後続集団中盤で2周回目に入りました。 田山選手がそのままスイムで一人飛び出し後続集団を確認しながらトランジッションを駆け上がりました。そして石塚選手が2番手に上がりバイクに移りました。 小林選手が後半上げて第3集団の先頭(20番目)、平松選手は遅れながらも集団に残り(25番目)バイクをスタートさせました。この大会からコースが変わり非常にタイトなコースと濡れた路面が選手の体力ばかりか思考力を奪いながら進んでいきました。石塚選手を含む6人の先頭集団は変わらず展開していました。 6周目、優勝候補の田山選手が若手の落車に巻き込まれ2名が遅れました。辛うじて免れた石塚選手でしたが一旦、集団から離されるとラン前に大きなダメージを負ってしまいました。 第3集団の平松選手は、積極的に集団を引き前集団を追い続けました。小林選手は1周目で後退し、ズルズルと後続集団に吸収されてしまいました。 ランでは石塚選手は4人の集団に残れず、落車した田山選手や後続集団から上がった山本良介選手に抜かれ7位でフィニッシュ、平松選手、小林選手もそれぞれ順位を上げ13位、19位のフィニッシュとなりました。3選手共に、練習成果を出し切った結果でした。 《監督 相澤義和》 |
【石塚選手コメント】
スタート位置は右から埋まっていき、レースナンバーと同じ8番目を選択しました。スタート直後に左右二つに集団が分かれ、その時は遅れた位置で単独だったので、レースナンバーの早い選手が固まった右に方向を変えていきました。第1ブイ後に先頭集団に追い付き、2周目に入る時には5、6番目くらいでしたが、左から抜かしていき、12秒差の2番でスイムを終えました。 バイク6周目までは6人の先頭集団で、ローテーションも上手く回っていたと思います。しかし、7周目に入ろうとした時に田山選手と山本選手が落車し、避ける為に前の3人との差が一時的に広がりました。追い付く為にかなり体力を使い、残り2周は付くだけの状態だったのでランへのトランジットは最後尾でした。 ランではスイムからバイクへのトランジットの際にボックスからゴーグルが出てしまい、1周目終了時に15秒のペナルティを受けてしまいました。自分でも全く気付かず、今後の注意箇所として活かしたいと思います。ペナルティをした自分に対して苛立ち、精神的にも辛くなりましたが、この一年の集大成として気持ちを切らさず最後までゴールを目指しました。最終的には7位でしたが、この中途半端な順位が今の日本での立ち位置であると思います。現状を受けとめて、3種目の改善点を埋める、継続的な努力を積み重ねたいと思います。 |
【平松選手コメント】
今シーズン最後であり、最も重要なレースであった日本選手権ですが、13位という結果になりました。目標は8位入賞だったので、悔しい気持ちがある反面、今の実力を出し切った結果の13位だったという気持ちもあります。 今シーズンは落車に巻き込まれたり、課題のスイムがほとんどのレースで内容が良くなかったりで、「やり切った結果だ」と、レース後に思えるレースは1回ぐらいでした。そんな中、この日本選手権という一年間の集大成となるレースで、トラブルなく最後まで力を出し切ってフィニッシュ出来た事は良かったと感じております。 今シーズンは今週末に世界デュアスロン選手権がありますが、トライアスロンは全て終了しました。この一年も、多くの方々にご声援を頂きながらレースを頑張る事が出来ました。この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。 |
【小林選手コメント】
今回、初めての日本選手権でした。昨年のコースは実際に経験しておりませんが今年から変更となり、直線が多い高速コースとなりました。結果と致しましては、目標に遠く及ばない19位でした。スイムで第2集団の先頭で上がりながらバイクで一周目から出遅れてしまい、後続の集団に追いつかれてからはそこで粘るだけで精一杯でした。結局ランに移ったときには勝負できる位置ではありませんでした。 やはり、バイクの能力向上が急務だと感じたレースでした。第2集団で最後まで粘れていたら、目標であった8位以内にも大きく近づけたと思います。以前よりは確実に力は付きましたが、勝負するには全くの力不足だと改めて痛感しました。 今期はまだあと2レースあります。一朝一夕で力が付くわけではありませんが、レースを積むごとに強くなっていくくらいの姿勢でこれからも取り組んでいきます。 |