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RESULT

RESULT 2016年

第6回日本U23トライアスロン選手権、第18回日本U19トライアスロン選手権

開催日 2016年7月17日(日)U19午前8時5分/U23午前11時35分
開催地 長野県上水内郡信濃町国立公園野尻湖特設会場
コース U19:スイム750m、バイク17km、ラン5km
U23:スイム1.5km、バイク34km、ラン10km

【U23女子トップ3及び弊社選手成績】

順位 氏名 記録
1 松本文佳 (トーシンパートナーズ・チームケンズ 山梨) 2:15:21
2 高橋世奈(日本食研 愛媛) 2:20:00
3 小原すみれ (トーシンパートナーズ・チームケンズ 大阪国際大学) 2:22:03

【U19女子トップ3及び弊社選手成績】

順位 氏名 記録
1 久保埜南(トーシンパートナーズ・チームケンズ 山梨) 1:07:20
2 瀬賀楓佳(チームケンズ 山梨) 1:08:29
3 松居智咲(TRISTELLA  愛知) 1:08:48
16 田中麻優(日本食研 愛媛) 1:16:49

【関連Webサイト】

公式リザルト:
http://www.jtu.or.jp/results/2016/16nojirikoU23_result.pdf
http://www.jtu.or.jp/results/2016/16nojirikoU19_result.pdf

実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

【レースリポート】

レースリポート

 午前8時5分、ナショナルアカデミー選手を含む32名がスタートしました。連日の雨による影響で飛び込み台が接地できず、初めてのフローティングに不安そうな表情をしていた田中でしたが、直後は集団を抜け出しトップを泳いでいました。

  第一ブイあたりから、最短距離の奪い合いでやや順位を落とすものの中間点までは上位でした。ナショナル代表経験の選手が次々とスイムアップしていく中で、田中選手も6番手を争う集団で上がりました。

  バイク前半まではスイム順位をキープしていましたが、後半から次第に追走が出来なくなり単独14番目でバイクを終わりました。

  ランではペースが上がらず2人抜かれて16位のゴールとなりました。

 

 朝方の雨も止み晴れ間が射しはじめた11時35分、U23女子がスタートしました。高橋選手はバトルに巻き込まれず、自分のペースでレースを進めました。

 U19同様にナショナル代表選手がトップ集団を形成する中、高橋選手も集団で1周目を終えました。予想以上の上位の位置にレースを見守る競合チームのスタッフから『日本食研、いいね!誰?』と何度も声を掛けられました。やや離されたものの高橋選手は4番手でスイムを終了。トップを追える位置でバイクに移りました。

 バイクでも臆することなく、前との差を詰め2周目で3番手に上がりそのままランに移りました。ジュニア世界選手権優勝経験がある松本選手に追いつくことは、厳しいタイム差でしたが2位とは1分前後でしたので、応援団の後押しを受けたら逆転!の可能性がでてきました。

 応援団を折り返しに移動してもらい、2周目の折り返しで高橋を待ち、2位とのタイム差を伝えようと待機しました。気温も上昇し、男子が軒並みペースダウンする姿を見ながら中々高橋選手の姿が見えません。トップの松本選手が更にリードを広げていました。

  そして、高橋選手が2番手に上がり折り返しを通過していきました。表情・足取りもしっかりしていて余裕がありました。高橋選手は後続とのリードを広げる力走で2位でゴールしました。フィニッシュゲートに構えた社員とのハイタッチする姿が眩しくみえました。

《監督 相澤義和》

【高橋選手コメント】

 今回が入社後2レース目のトライアスロン競技でした。経験が浅いとはいえ最年長でしたし、実業団で競技をしている責任もありました。そのプレッシャーを程良い緊張感に変え、同世代の選手とどこまで戦えるかを試せる場と捉えて、挑戦する気持ちで臨みました。

 結果は、スイムを4位で上がりバイク・ランと1つずつ順位を上げて2位でフィニッシュしました。目標は優勝して世界選手権の代表権を得ることだったので悔しいですが、応援に来てくださった社員の方々、日頃から支えていただいている方々、高知から駆けつけてくれた両親に少しでも恩返しができたのではないかと思います。

  レース内容としては、前回の蒲郡大会でスイムの出遅れが後々響いたので、泳ぎ出しを特に意識しました。泳ぎながら4位という位置にいることは自分でも把握していましたが、2周目の後半、3位の選手と1位2位の選手との差がいつの間にか広がっていたことに気づかず、先頭と間をあけてしまったことが反省点です。バイクは、コースの起伏の激しさから、予想していた通り集団にはならず終始単独走行となりました。上り坂は自信をもっていきましたが、経験が浅い分下り坂に不安があり、更に朝の雨で路面が濡れていたため、とにかく落車しないことを第一に走りました。ランに入ると想像していたより脚へのダメージが少なく、きつさはありましたが、2位の選手との差が縮まっているのを励みに前を追いかけました。

  レース後は「お疲れ様」という言葉だけでなく、この結果に「おめでとう」という言葉もかけていただいてとても嬉しかったです。今回の結果が実力として認めていただけるよう、これからの合宿で課題の克服と総合的な部分での体力強化に取り組んでいきます。

  ご声援、誠に有難うございました。

【田中選手コメント】

 今回前半戦最後となるU19日本選手権が終わりました。結果は16位と私自身が目指すところにはまだ程遠い位置となりました。

  スイムでは短い間ではありましたが、トップに出ることができ、最後まで集団を逃さずバトルに巻き込まれることなく自分の泳ぎ出来ました。私にとって今回のレースは第3戦目となりますが、一番良い手応えを感じることが出来ました。

  バイクではスイムで上がった集団に途中まではついていくことができましたが、その後離されてしまいました。起伏の激しいコースでどんどん離されていき焦る気持ちもありましたが、そこを抑えて確実にバイクを終えることができました。

  ランでは前半より後半の方がスピードにのって走れている感じがありました。バイクコースの起伏が激しく、なかなか自分の思うような走りはできませんでしたが、最後まで諦めずにレースを進めることが出来ました。

  今回のレースではやはり同世代との力の差をいつも以上に強く感じました。この結果をしっかり受け止め、今まで以上に練習に励みたいと強く思います。そして、今の自分を越えさらにレベルアップして、来年はU23のカテゴリーにはなりますが、必ず強くなって戻ってきます。

  今回応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。