RESULT 2016年
2016世界大学トライアスロン選手権
開催日 | 2016年8月7日(日)午後2時15分 |
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開催地 | スイス・ニヨン市 |
コース | スイム1.5km、バイク40km、ラン10km |
【男子トップ3と日本人選手の成績】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | Grant Sheldon(イギリス) | 01:46:57 |
2 | Jonas Schomburg(トルコ) | 01:47:21 |
3 | Leo Bergere(フランス) | 01:47:50 |
8 | 小林 大哲(日本食研/愛媛) | 01:49:06 |
29 | 古山 大(流通経済大学/学連) | 01:53:35 |
35 | 鋤崎 隆也(トライアスロンアカデミー福島/学連) | 01:55:35 |
41 | 渡部 晃大朗(博慈会/東京) | 01:57:39 |
42 | 杉原 賞紀(流通経済大学/学連) | 01:58:05 |
49 | 立松 勇人(中京大学/学連) | 02:04:36 |
【関連Webサイト】
【レースリポート】
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スタート1時間前、波の状況が悪く、水温22度ながらもウェットスーツ着用のレースとなりました。 会場に持ってきていない選手がおり(日本チームは全員)、ホテルに戻って取りに行くことになり、慌ただしい状況でのスタートとなりました。 小林はスイム1周目から先頭集団には入れなかったものの第2集団後方でレースを進めました。その後、大きく遅れることなく第2集団の古山選手に続き、350mもの急な坂を駆け上がりました。 しかしバイク1周回目に戻ると第2集団には残れず、第3集団に後退してしまいました。その後、鋤崎選手・渡部選手を含む後続が次々と前に追いつき、第1集団から第3集団までが合わさった大きな集団となりランスタートになりました。 ランに入り、小林がトランジッションでは20番程度でしたが、世界のランに果敢に挑みました。前半は冷静にペースを抑えじわりじわりと順位を上げ見事8位のフィニッシュを果たしました。 《監督 相澤義和》 |
【小林選手コメント】
今回は、直前に北海道士別合宿でしっかりと練習を積むことができたので、その成果を発揮できれば上位進出のチャンスがあると思い臨みました。 スイムはこれまでで一番激しいバトルになり、序盤から出遅れてしまいました。しかし周回を重ねるごとに少しずつ順位を上げ、第2集団でスイムを終えました。 バイクは不安だった乗り出しはクリアし、急激な登りもどうにか耐えましたが、その後の直線区間で集団から落ちてしまいました。このまま後退してしまうかと思いましたが、第3集団が来ていたので何とか食らいつき、何度か離されそうになりましたが最終周回で再び先頭集団に追いつくことができました。幸い先頭集団は牽制に入っていたので、そこでようやく足を休ませることができ、ランに備え力を溜めました。 ランは海外の選手がハイペースで飛び出し、そこに着いていくことが出来ませんでした。しかし、上位5,6位以降の選手は周回ごとにペースを落としていたので、一人ずつ確実にとらえていくことを繰り返しました。 3周回目で左足を捻るアクシデントがありましたが、幸いその時は軽度で済んだので、集中を切らさないようにしました。この周回で一桁順位に到達しここからどこまで行けるかというところでしたが、これ以上順位を上げることはできず、最後はイギリスの選手とのスパート合戦に破れ総合8位でゴールとなりました。 バイクの序盤で集団から離れたことやローテーションにほとんど入れなかったことなど悔いが残る内容となりましたが、中盤以降の粘りや立ち上がりで遅れなかったことなど一定のパフォーマンスの向上も見られました。 今回はバイクで牽制があったことなど、運が良かったこともあります。現状ではまだまだ通用しないので、後半戦に向け弱点のバイクの強化と、調子の上がってきたスイム、武器のランに磨きをかけていきたいと思います。 |