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RESULT

RESULT 2016年

NTT ASTCトライアスロンアジアカップ 村上大会

開催日 2016年9月25日(日)午前9時20分
開催地 新潟県村上市瀬波温泉海岸特設コース
コース スイム1.5km、バイク40km、ラン10km 

【男子トップ3と弊社選手成績】

順位 氏名 記録
1 古谷 純平 (三井住友海上/東京) 1:47:01
2 小田倉 真 (日本体育大学/東京) 1:47:07
3 細田 雄一 (博慈会/東京) 1:47:44
4 石塚 祥吾(日本食研/愛媛) 1:48:06
11 小林 大哲(日本食研/愛媛) 1:50:48
17 平松 幸紘(日本食研/愛媛) 1:52:27 

【関連Webサイト】

公式リザルト: http://www.jtu.or.jp/results/2016/16murakami_elite_results.pdf

実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

【レースリポート】

レースリポート

 30℃近い暑さの中、日本選手権への最後のチャンスを賭け75名の選手がスタートを切りました。

 石塚選手が第一ブイ手前から、先頭に立つとそのままと最後まで先頭を譲ることなく泳ぎきりました。

 小林・平松両選手は、最初の位置取りで抜け出せず第2集団以降になってしまいました。

 石塚選手はバイクでも後続から吸収されないように上手くローテーションをまわし、日本選手だけの7人の集団で最後まで走りきりました。

 ランもこれまでのように失速することなく4番目と上位に迫る走りをしていましたが、乗車ラインを越えるペナルティを受けてしまいました。

 これまでですと後続に追いつかれるところですが、夏場に課題のランをしっかり取り組んだ成果があり、4位でのゴールとなりました。

 小林選手もランで猛追しました。しかし、スイム・バイクでの遅れが響き、ランスタート時の大差を挽回すること出来ず、11位のゴールとなりました。

 世界学生選手権では好成績でしたが、以降の合宿ではドン底を経験。このレースは浮上のきっかけを掴むことができました。

 平松選手もランで追い上げ見せましたが、トランジッションでのペナルティが影響し、流れに乗れず17位のゴールでした。

《監督 相澤義和》

【石塚選手コメント】

スイムをトップで上がり、苦手なランまでに7人でバイクを終えられたのが、今回の順位に繋がりました。

バイクで大きい集団になっていたら、間違いなく更に下の順位だったと思います。その点では今シーズン、スイムが安定してきた事で、バイク乗車直後に無理をしなくても済み、かなりのアドバンテージを感じています。

しかし、乗車ラインのペナルティを受けてしまい、それが無ければ順位・展開に変化があったかもしれないと悔やむ気持ちもありますが、久しぶりにレースらしいレースが出来たので、あとは日本選手権に向けて対策を行った上で臨みたいと思います。

【小林選手コメント】

今回はスイムでバトルに巻き込まれ、そこで抜け出せなかったことが順位に直結しました。

スイムが第3集団での上がりになり、バイクも上手くローテーションに入れず、ランで第2集団から落ちてきた選手を拾ってどうにか11位となりました。

長野合宿や直前の調整で思うように状態を上げることができなかったので、やはり最低限の練習すら積めなければまず戦えないことを改めて痛感することとなりました。

最低限の纏め方はできたと思いますが、これから2連戦ありますので、今日のような状態にならないように、調整期間を大切に過ごしたいと思います。

今後ともご支援ご声援の程、何卒、宜しく御願致します。

【平松選手兼マネージャーコメント】

シーズン後半戦の初戦となるこの大会は、目標を達成して勢いをつけたかったのですが、結果は17位となりました。

今回は特にスタート直後のバトルが激しく、そこからうまく抜け出せずにスイムは中盤で上がりました。バイクでは第4集団での展開となり、この時点で目標順位の達成は厳しかったので、「ITUポイントの獲得」に目標を変更してランに移りました。決して良い走りではありませんでしたが、思ったほど失速はせず、むしろ前から落ちてくる選手をパスしていく状況でした。一人でも多く抜いて順位を上げようと思った矢先、バイクの乗車時にはラインを越えてから乗らなければならないのに、そのラインを踏んだ状態で乗ってしまっており、15秒ストップのペナルティを受けてしまいました。

さらに、ゴールタイムがITUポイントを獲得できる制限タイムに5秒足りず、ペナルティが無ければ獲得出来ていたポイントも逃してしまいました。

立場も変わり、そこまで気負う事もせずに落ち着いてレースに挑んでいるつもりでしたが、どこかで焦りがあった、あるいは、気を抜き過ぎていたのかもしれません。残り2戦は些細なミスが今回以上に許されないレースの為、肝に銘じながら再調整をしていこうと思います。