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RESULT

RESULT 2017年

カーフマンジャパンデュアスロングランプリシーズン14 第3戦:北関東ステージ

開催日 2017年1月15日(日) エイジクラス:11時30分スタート、エリートクラス:13時00分スタート
開催地 国営武蔵丘陵森林公園(埼玉県比企郡滑川町)
コース エリートクラス:第1ラン:5km(5周回) バイク:31.5km(5周回) 第2ラン:5km(5周回)
エイジグラス:第1ラン:4km(4周回) バイク:25.2km(4周回) 第2ラン:4km(4周回)

【エリート男子トップ3成績と平松選手成績】

順位 氏名 記録
1 中村祐輔(明治大学/学連) 1:22:28
2 安松青葉(日本体育大学/学連) 1:22:34
3 深浦祐哉(Go up/杉沢歯科医院/東京) 1:22:55
13 平松幸紘(日本食研/愛媛)) 1:26:39

【エイジクラス39歳以下女子トップ3成績】

順位 氏名 記録
1 田中麻優(日本食研/愛媛) 1:20:15
2 武田紗由巳 1:27:00
3 佐藤佳澄美 1:28:07

【関連Webサイト】

公式リザルト: http://www.calfman.jp/s14/kita/s14_kitakanto_result_all.pdf

実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

【レースリポート】

レースリポート

 全国的な寒波が到来している中、宿泊先から会場に向かう出発直前にまとまった雪が降りだし、会場となる武蔵丘陵森林公園内にもたくさんの雪が積もっている状況に開催は大丈夫か?と 心配しながらの会場入りとなりました。スタート直前までは大会が開催されるかどうか確定しない状況が続きました。特に田中選手が出場したエイジクラスの部(一般の部、年代別)は当初の予定から大幅に変更が生じ、競技説明会時刻、スタート時刻も何度も先送りになり、協議中とのアナウンスが繰り返されました。結局、予定より20分遅れで、キッズ・ジュニア・ビギナークラス全てを纏めて、コースを短縮してのタイミングスタートとなりました。

 選手は急遽、コース試走を余儀なくされたり、ウォーミングアップやスタートまでの気持ちの作り方が非常に難しい状況でしたが、このような突然の変更への対応能力を養う良い機会と捉えてレースに参戦致しました。

 田中選手は第1ラン1周目で一般参加者と競り合いながら戻ってきました。2周目以降も他1名との競り合いが続きました。田中選手の直ぐ後ろで1名バイクスタートとなりましたが、1周回目から1分以上引き離しての独走状態となり、テクニカルなコースと残雪も一部ある中、安定した走りで5分以上の大差で第2ランへと移りました。第2ランでも大きな失速無く、最後まで攻めの走りが出来、エイジクラスの部で優勝を果たしました。

 平松コーチは、カーフマンチャンピオンシップシリーズ出場に向けたポイントの獲得を目指しましたが、強度を上げた練習が不足しており、特にノンドラフティングとなるバイクでの差を大きく広げられてしまい、ポイント獲得には至りませんでした。

《コーチ 佐藤治伸》

【平松コーチコメント】

 コーチという立場になって初めてのレースとなった今回の大会でしたが、13位という結果になりました。

  走力が落ちている事は自覚していたので、これまでのように上位入賞は厳しいと思っておりました。

  しかし、2月末に行われるカーフマンのチャンピオンシップに出場するためには、出るだけではダメなので、まずは10位入賞を目標に挑んだのですが届きませんでした。ランはタイム的にみると予想していたよりは酷くなかったのですが、バイクは練習不足とフレームやハンドルのサイズを変えた事による違和感からか、思うように走ることが出来ませんでした。次回のレースに向けて、この課題を先ずはクリアすべく、時間を上手く作って修正していきたいと思います。

【田中選手コメント】

 今回初めてデュアスロンのレースに出場致しましたが、初めは雪が降り競技が開催できるかどうかという状況でした。スタート時間や競技内容は変更になりましたが、無事にレースをすることでき、一般の部で優勝することが出来ました。

 第一ランの一周目はどれくらいのペースで入れば良いのか分からず、手探りの状態な上に、コースが狭く一般クラスはウェーブスタートだった為、思うように前に進むことが出来ず苦戦しました。2周目からは集団がバラバラになり、ゆとりが持てましたが、第一ランは競っていた為に自分が思っている以上にペースが上がり、上手く対応することが出来なかったように思います。また、アップダウンの激しいコース設定で、私の苦手なところでもあり課題でした。ウォーミングアップでコース確認をしていた為、心の準備は出来ており、苦手な部分としっかり向き合うと決めていたので最後まで粘ることが出来たと思います。

 バイクはテクニカルなコースで集団走行禁止と、自分自身の技術力向上や単独走でも自分の力を発揮できるかどうかなどとても良い経験になりました。凍結などの箇所も多く、落車しないように気を付けながら自分の走行ラインをしっかりと確保し、落ち着いてレースが出来ました。また、1人での走行になると集団の中とは違い、自分の弱いところがはっきりと分かったので改善できるように取り組んでいきたいと思います。


 第2ランは第一ラン、バイクをやった上でどこまで粘れるか苦手な部分と向き合えるか、後ろの選手とは大きく離れていた為、自分との戦いでした。周回を追うごとに粘り強く走ることができたと思います。さらにベースアップ出来るように今回のレース経験を活かして苦手な部分や課題に挑戦し、今シーズンに繋げられるように努力していきたいと思います。