RESULT 2017年
ITUトライアスロンワールドカップ 2017 ニュープリマス大会
開催日 | 2017年4月2日(日) 女子午前11時00分、男子午後1時00分スタート |
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開催地 | ニュージーランド |
コース | スイム750m(1周回)、バイク20km(4周回)、ラン5km(3周回) スプリントディスタンス※国際トライアスロン連合公認 |
【エリート女子トップ3と日本人選手の成績】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | ケイティー・ザフィアエス(アメリカ) | 0:59:28 |
2 | ジョアンナ・ブラウン(カナダ) | 0:59:29 |
3 | クレール・ミシェル(ベルギー) | 0:59:30 |
8 | 高橋 侑子(富士通/東京) | 0:59:57 |
12 | 佐藤 優香(トーシンパートナーズ、NTT東日本・NTT西日本、チームケンズ/山梨) | 1:00:29 |
18 | 久保埜 南(トーシンパートナーズ・チームケンズ/山梨) | 1:01:18 |
19 | 上田 藍(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター/千葉) | 1:01:30 |
21 | 松田 友里恵(ペリエ・グリーンタワー・稲毛インター/千葉) | 1:02:22 |
25 | 高橋世奈(日本食研/愛媛) | 1:04:11 |
【エリート男子トップ3と日本人選手の成績】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | リチャード・マレー(南アフリカ) | 0:54:37 |
2 | マシュー・マッケルロイ(アメリカ) | 0:54:43 |
3 | ライアン・シソンズ(ニュージーランド) | 0:54:46 |
17 | 古谷 純平(三井住友海上/東京) | 0:56:15 |
23 | 石塚 祥吾(日本食研/愛媛) | 0:57:13 |
【関連Webサイト】
【レースリポート】
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午前11時、34名の選手がビーチランからのスタートを切りました。高橋選手はWCムールラバリア大会での経験を活かし、中盤辺りで上手くスタートすることができました。 バトルに潰されてしまいながらも、第2集団後方(日本人選手では4番手)、ギリギリ集団に入れる位置で上がりました。 後方に上田藍選手がおりましたので、力を借りながら第2集団に残れればランに繫がると願い、濡れた路面での落車を心配しながら1周回が終わるのを待っていましたが、残念ながら姿はありませんでした。 先頭集団のペースが衰えず、第2集団からも次第に距離を開けられ、厳しい状況からのランスタートとなりました。 周回を追うごとに集団との差が短くなりましたが、やはり5kmでは挽回するには無理でした。13位のラップタイムで走れましたが25位のゴールとなりました。 午後1時、42名の男子がスタートしました。女子のレース後、気温が下がりウェットスーツ着用となりました。 石塚選手は第2集団で上がると、バイクを積極的に走りました。海岸から市内に入るい厳しい勾配の登り坂では、何度も何度も離れかけましたが、必死になって耐えしのぎました。 後半、遂に先頭集団を吸収しました。長身の外国人選手が陸上中距離選手のようなダッシュで飛び出していきましたが、追うほどの余力はありませんでした。 冷静に5kmのレースと捉えて後半の失速を抑える走りに徹しました。最後は後続集団の2人に抜かれたものの23位でのゴールを果たしました。 《監督 相澤義和》 |
【高橋選手コメント】
今回の大会が、私にとって初のスプリントレースのW杯でした。 スイムは前回出場したムールーラバW杯と同じビーチスタートで、その時はスタートで出遅れてしまったのですが、今回は出遅れることなく第1ブイを回りました。しかし、その後の第2第3ブイもバトルが熾烈で、そこで大きく後退してしまいました。ここがコンチネンタルカップとワールドカップ以上のレースとの差で、参加人数が多いほど、身体ひとつ後退することで5~6位順位を下げることになります。そのため、体格の大きな海外選手に当たり負けしない強さが泳力と合わせて必要だと感じました。 レース当日は天候が悪く路面が濡れている状況で、その中でのバイク走行には苦手意識があり、レース中落車しなかったことは良かったですが、攻めるべきところと慎重にいくところの判断が今の自分にはできず、コーナーや下りでは常に消極的になっていました。 ランに関しては、バイクが終わった時点で前の集団とは大きな差がありましたが、とにかく前を追い、ラスト300m程で2つ順位を上げることができました。 今回W杯のスプリントレースに出場して展開の速さを体感しました。スイムでは2~3mの間に数人がひしめき、バイクでは乗り出しの1秒の遅れがいくつ順位を左右するか、そういった意識を持って練習にも取り組んでいきたいと思います。 |
【石塚選手コメント】
4年ぶりのワールドカップは23位という結果でした。スイムは第1集団の最後尾から10秒遅れで、バイク最終周に前が牽制しているところで何とか追い付きました。追い付く為に使い切ってしまい、ランは思ったように動きませんでしたが、ポイントが獲得できるタイム差でゴール出来たので次に向けての励みになりました。簡単にはいきませんが、ギリギリでもポイントを取り続けるレースを積み重ねていきたいと思います。 |