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RESULT

RESULT 2017年

アジア選手権U23・ジュニアエリート日本代表選考会(2017/宮崎)

開催日 2017年4月23日(日) 9時30分スタート(ジュニア・U23同時スタート)
開催地 宮崎市みやざき臨海公園周辺(宮崎県宮崎市)
コース スプリントディスタンス(スイム750m/バイク20km/ラン5km)

【ジュニア・U23女子トップ3成績と田中選手成績】

順位 氏名 記録
1 瀬賀楓佳(トーシンパートナーズ・チームケンズ) 1:01:11
2 杉原有紀(流通経済大学) 1:01:33
3 福岡啓 1:01:44
11 ※ 田中麻優(日本食研) 1:03:20

※U23カテゴリーでは7位。

【関連Webサイト】

公式リザルト:http://www.jtu.or.jp/results/2017/2017Miyazaki_U23_Jr_results.pdf

実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/

【レースリポート】

レースリポート

 田中選手は、今年からU23のカテゴリーに上がりました。U23カテゴリー12名とジュニアカテゴリー16名の合計28名が同時にスタートし順位を競いました。

 総合順位とは別に、各カテゴリーの1-4位が代表選手に内定となる為、総合順位だけでなくU23での順位を意識しながらのレースとなりました。

 スイムは抜け出した4名選手の後、約20秒遅れての5位集団の2番目で上がりました。ここの集団が大きく、後ろに10名程連なっていたので、かなりの好位置で上がる事ができました。

 トランジットでバイクシューズがボックスに当たり、直す動作でロスタイムを生じてしまいましたが、スイムの好位置もあり、集団から脱落する事なく、バイクスタート時点から集団内での展開が出来ました。スイムで抜けていた選手を吸収しながら、12名の第1集団を形成し、先頭交代にもしっかりと加わり、後続集団との差を広げていきました。

 途中、前選手がバランスを崩して失速した際、その後ろにいた為、集団と一時離れてしまうアクシデントがありましたが、地力で復帰する事ができました。後続の第2集団にはランの速い選手がいる集団でした。その第2集団と約1分20秒の差を付けて、12名でのラン勝負に入りました。

 走り出しではフォームが崩れて、出だしで大きな遅れを取ってしまい集団では最下位からのスタートとなりました。次第にいつも良い時のフォームに戻ってきてペースも安定し、前にいた選手を目標に順位を上げていきました。気になる後続集団から3名の選手がやはり上がってきており、3名共にU23のカテゴリーだった為、抜かれたくはありませんでしたが、ラスト600Mほどで1名の選手についに追い付かれてしまいました。その後も2名の選手が迫ってきており、1名に抜かれた状態でラストの直線に戻ってきました。

 その差はあまり無く、最後まで諦めない走りでその選手をフィニッシュライン直前で追い込みましたが、届かずに11位でのフィニッシュとなりました。

 U23カテゴリーでは7位でした。中盤までは目標だった4位選手の背中が見える位置で展開できたのは大きな自信になったと思います。愛媛に残る事が多かったですが、地道に課題を意識して取り組んできた練習の成果がしっかりと出せました。更に上のレベルで競えるよう、引き続き貪欲に取り組んで参ります。

《コーチ 佐藤治伸》

【田中選手コメント】

 今回、U23カテゴリーに上がってから初めてのレースでした。目標にはあと一歩というところで届きませんでしたが、今までの練習の成果を十分に発揮でき次に向けて手応えのあるレースができたと思います。

 スイムは好位置で上がることができ、最後までバトルに巻き込まれることなく自分の泳ぎに集中することができました。自分の中で武器となる部分でこのようにいい流れを作ることができたので自信を持って次に繋げたいと思います。

 バイクではトランジットでミスをしてしまい、集団を逃しそうになりましたが、しっかりとくらいついてローテーションにも積極的に加わり周りに刺激をもらいながらレースができたと思います。また、技術的なところをさらに強化できれば同世代選手の中でしっかりと戦っていけることが分かったので一つのポイントとして取り組んで行きたいです。

 ランでは前半リズムやフォームのバラつきがありましたが、徐々に自分のリズム、自分の走りができるようになり、前の選手を着実に捉えることができた場面がありました。後半抜かれてしまいましたが、自分でも驚くほど粘りのある走りができていました。

 今回のレースでは自分自身大きく成長できているのを感じる事ができ、遠くに感じていた目標が目の前まで近づいており、さらにモチベーションが上がりました。

 今回のように粘りのあるレースを積み重ねていき、他の選手との差をどんどん詰めていきたいと思います。また、次に向けてやるべき事が明確になったのでしっかりと取り組んでいきます。

 今回も多くの社員の方に応援に来ていただき、本当に嬉しかったですし、元気と力をいただきました。本当にありがとうございました。これからもレース結果で恩返しができるように一生懸命頑張っていきたいと思います。