RESULT 2017年
ASTCアジアカップ2017泰州
開催日 | 2017年6月3日(土) 男子スタート09:00(日本時間10:00) |
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開催地 | 中華人民共和国江蘇省泰州市 |
コース | スイム1500m(2周回)、バイク40km(4周回)、ラン10km(4周回)*オリンピックディスタンス ※国際トライアスロン連合公認 |
【エリート男子上位3名と日本人選手の結果】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | Benjamin Shaw(アイルランド) | 1:50:18 |
2 | Lin Chen(中国) | 1:50:19 |
3 | Ognjen Stojanovic(セルビア) | 1:50:26 |
6 | 内田 弦大(AS京都/学連) | 1:50:42 |
11 | 石塚 祥吾(日本食研/愛媛) | 1:52:08 |
16 | 桶谷 祐輝(バレッツ・ガスティ・ベルリオ/島根) | 1:53:56 |
【関連Webサイト】
国際トライアスロン連合大会HP:http://www.triathlon.org/events/event/2017_taizhou_astc_triathlon_asian_cup |
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/ |
【レースリポート】
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石塚選手にとって今年6戦目となるアジアカップ泰州大会。この地域の気候は日本の夏と似ており、湿度のある暑さが特徴です。 日陰や風が吹いている所で動かなければ比較的暑さは感じませんが、選手にとってはそうもいきません。 レース当日も日差しが強く、スタート前の待機中は出来るだけ日陰で過ごして、体力の消耗を防ごうとする選手が殆どでした。 スイム1周目、石塚選手は先頭の2名と約10秒差の3位で上がって来て2周目へ、2周目もほぼその差を保ったままスイムを終えました。 バイクへのトランジットで先頭に追いつき、先頭とほぼ同じ位置でバイクをスタートしました。バイクはほぼ直線でフラットな周回コースを4周回します。1周目は十数名の集団を形成して帰って来て、2周目を終えるころには後ろから追いついてきた数名が加わり、18名の先頭集団が出来上がっておりました。3、4周目は大きな動きもなく18名のまま帰ってきて、完全にラン勝負となりました。ランの頃には、日が当たるところに立っているだけで汗が出てくるぐらいの気温になっていたので、選手にとっては暑さとの勝負にもなっていたかと思います。 石塚選手はスタート直後から13位辺りで前を追う展開となり、序盤から我慢の展開となりました。水を染み込ませたスポンジをレースウェアの中に入れたり、持って走ったりする選手が後半になればなるほど増えていったので、予想通りかなりのサバイバルレースとなりました。 そんな中、前半から我慢の走りをしていた石塚選手は、後半に入って順位を一つ上げ、11位でのフィニッシュとなりました。 今回、レースナンバーが1という事で、石塚選手自身は優勝を意識して臨んだレースという事もあって、本人にしかわからない悔しさがあったかと思います。なかなか思うようにいかないレースが続いておりますが、選手が結果を残せないのは選手だけの責任ではないので、私自身も色々と考えさせられるレースとなりました。このレースがただ出場しただけのレースにならないよう、選手と共に頑張っていこうと改めて感じたレースでした。 《コーチ兼選手 平松幸紘》 |
【石塚選手コメント】
現地入り直後は軽く動くだけでも脱水になる程の湿気のある暑さでしたが、それもレースに近づくにつれて少し落ち着いたように感じました。 スイムはスタートから200mくらいで集団から抜け出し、1周目終わった時点で先頭から10秒以内の3位、スイム終了時もこの差は変わらずに終えました。バイクは最終的に15人程の集団で、途中で牽制がありましたが、長い時間にはならなかったので、比較的安定したペースで巡航していました。ランは4周回のうち1周目終了時点で約15秒遅れ、そこからゴール時は先頭から約2分遅れの11位でゴールしました。 今回は現地入り後のラン調整をいつも以上に負荷を掛けました。1周目終了時点での差を思ったより抑えられたと思いますが、後半もう一度ビルドアップしたいところでは既に一杯一杯になってしまっていました。唯一良かったのは、ペース落ち始める中盤で1人抜いた事です。 今月から国内のスプリントレースが続くので、対応出来るよう練習していきます。 |