RESULT 2017年
第6回愛南町いやしの郷トライアスロン大会
開催日 | 2017年6月10日(土) 13:00 |
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開催地 | 愛媛県南宇和郡愛南町西海 |
コース | スイム1.5km(2周回)、バイク40km(4周回)、ラン10km(3周回) |
【女子上位3名の成績】
順位 | 氏名 | 記録 |
1 | 田中麻優(愛媛) | 2:25:18 |
2 | 松本華奈(島根) | 2:29:01 |
3 | 伊藤あすみ(和歌山) | 2:29:54 |
【関連Webサイト】
大会公式HP:http://ainantriathlon.jp/ |
実業団トライアスロン部ブログ https://nsk-triathlon.blogspot.com/ |
【レースリポート】
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昨年の大雨の中での大会とは打って変わり、今年は午前中に強かった日差しがスタート時刻の頃には雲で弱まり、風は少し強いもののその分涼しさを感じられるという、絶好のレースコンディションでした。そんな中、田中選手は当然の事ながら「優勝するのは当たり前」という状況でした。このレースの翌週からはエリートレースなど3連戦が控えており、この連戦に向けたトレーニングの成果を見る為のレースでもありました。田中選手に課せられたテーマは「スイムから積極的に入り、どこまで耐えられるか?」という事でした。 レースでは予定通りスタート直後からハイペースで入って抜け出しましたが、第3ウェーブという事で2分前にスタートした第2ウェーブの選手には300mも行かない内に追いついてしまい、4分前にスタートした第1ウェーブの選手にもレース中盤には追いついてしまった為、スイムの殆どを他の選手の間を掻き分けながら泳がなければならない状況でした。エリートレースでは考えられない状況ではあったものの、昨年より30秒ほど速い21分弱のタイムでスイムを終えました。 バイクはこの一年でかなり力がついた事もあってか、スイム同様序盤から積極的な走りをしていました。終盤は、さすがにペースが落ちましたが、昨年より4分以上速いタイムで走り切り、後続との差をさらに広げてランへ移りました。バイク同様、ランもしっかりと練習を積んでいたので、この勢いで最後まで走り切れるかと思いましたが、予想以上にスイムとバイクで体力を使ってしまっていたようで、1周目から昨年より遅いペースでの展開になりました。その後も動きは重いものの我慢の走りで周回を重ね、ランスタート時に2位とは5分以上の差があった為、逆転される事もなくトップでフィニッシュテープを切る事が出来ました。 今回、スイムからしっかりと攻めのレースが出来たのは良かったと思いますが、ランに関しては昨年よりタイムが落ちてしまっていたので、この部分に関しては今後の課題になりました。しかし、このランの失速もスイムとバイクで攻めた結果なので、今後に繋がるレース内容だったとは思います。これから始まる3連戦に向けて出来ることは限られていますが、最後の最後までしっかりと準備をさせて連戦に挑ませたいと思います。 《コーチ兼選手 平松幸紘》 |
【田中選手コメント】
私にとって2回目となる愛南大会は、天気にも恵まれてレース日和でした。今回の目標は昨年に続き、優勝して2連覇を達成することとこれからのレースに向けての取り組みでした。スイムは第3ウェーブスタートだったので、前の第2ウェーブの選手たちに追いつく前ではエリートレースでの出だしをイメージしました。あとは自分の泳ぎで前の選手を抜くことに専念しました。バイクは登り対策をしてきた練習の成果を出すことができ、前半から積極的なレースが出来ました。また、最後までしっかりと足も回っていたので今後に繋がるいい取り組みになりました。ランはスイム、バイクで予想以上にダメージがあり、いつもの走りをするのは難しかったですが、最後まで諦めずに走りきれたのは良かったです。まだまだ力不足な点が多いランは、さらに強化をしてもっと走れるようになる為にも頑張っていきたいと思いました。 このレースで、来週から始まる連戦に向けて良い弾みがついたと思うので、この調子で3連戦を乗り切りたいと思います。今回もたくさんの方々に応援していただき元気を貰いました。本当にありがとうございました。来週からも頑張りたいと思います。 |